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宝塚大劇場でうたかたの恋を観てきました!

宝塚ファンとしてはもう結構お腹いっぱいだし、遠征はもういいかなー……なんて思ってたくせに、やっぱり性懲りもなく宝塚大劇場まで観に行ってしまいました!はははははー。やっぱり、遠征は楽しい!

早朝に家を出て、新幹線に乗り込み、いざ宝塚……!

眠い…無事に私を送り届けておくれよ、新幹線。

無事に新幹線が到着してくれて、激烈眠いながらも宝塚大劇場へ到着しました。1月5日、会社は仕事はじめでしたが、わたくしは宝塚はじめでした!新年からお休みです。ひゃっほう!

わたし、何気にお正月の宝塚大劇場は初めてかもしれません。

雑な写真だのう…。

うきうき、どきどきしながらいざ、うたかたの恋をば。

うたかたの恋は、マイヤーリンク事件として知られるハプスブルクの皇太子ルドルフと男爵令嬢マリーの心中事件をベースにしたクロード・アネの小説が原作のお芝居。麻美れいさん初演の柴田先生の名作として名高く、30年ほど前に紫苑ゆうさん主演で再演されています。
私は紫苑ゆうさんの再演も観ておらず……ひたすら実況CDを繰り返し聞いて、脳内DLされております。というわけで、リアルうたかたを観ながら、常に30年前の音声がプレイバックしてくる状態。目の前で令和のルドルフとマリーが歌い踊っていても、平成のルドルフが脳内で狂い咲いているのでした……。いろいろトランス状態。しかし回を重ねるにつれて私も令和のうたかたの世界に浸ることができるようになってきました!

今回、大劇場で観ることによって、忘れていた30年前、当時の感想を思い出しました。そう、当時、中学生だった私は正直、なんでマリーが死ななくてはいけないのかが全然わからず(すみません)、まあ、そういう話なんだろうな……と、置いてきぼり感がありました。しかし、音声だけとはいえ、シメさん最高!!!って思っていたのは間違いない。それは今もです。

30年後の感想としては、マリーと同じ年の息子を持つ母として、結構微妙な気持ちに………。そして名作ですが、やはり古典なので、個人的には場面展開、舞台展開、人物造形、歴史背景の描写などもう少し手を入れてもいいんじゃないかなとも感じました。まあ、これに正解はないんですけどね。
1月前半に観た印象と、休演後の後半に観た印象が異なり、回を重ねてお芝居が成熟してきたのか、私が慣れてしまったのか正直わからないけれども、最終的には「やっぱり柚香光ちゃん、かっこいい!」と着地したのでまあいいのかも。(宝塚ではこれが正義なのだと私は信じております)

マイティがばちばちウィンクしまくり。きゃあ🙈

ショーは楽しかったです。結局、私は扇を一度も振ることなく終わりましたが、シャイなおばさんなのでそこは許して。マイティとほのかちゃんの場面はストーリーはよくわからなかったけど、大好きです。わからなくていいの。マイティがほのかちゃんのドレスの裾に手をいれる振りが大好きでした。きゃあきゃあ。中詰のトゥーランドットの曲のあたりから非常に楽しくて、ああああ、宝塚、ほんと楽しいぃぃぃぃぃぃ!ってなり、女神さまみたいなまどかちゃんとか最高でした。

そして1月30日の千秋楽はルドルフとマリーの命日だから……!と、昔、ウィーンからマイヤーリンクとハイリゲンクロイツの旅をご一緒した先輩と観劇しました(席は離れていたけど)。

ルドルフとマリー。マリーとルドルフ。そしてジャン。

千秋楽はれいちゃんからマイティにピンクの薔薇が渡され……、れいちゃん、ご挨拶でマイティの組替えに一言も触れなかったな……と思いつつ。
そして春矢くんのご挨拶のお声の美しさにも心震えながら拍手を送りました。

「れいちゃん、色々なことがありながら本当に立派。そして美しい」
「幕前の最後の挨拶にマイティ呼ぶかなと思ったけど、呼ばなかったね……」という友人知人の感想に、この3年、花組にせっせと通った私はトップスターというのは大変だなと、ただ思いを馳せることしかできないのでした……。そして私はこの先、ピンクの薔薇を見るたびにれいちゃんとマイティに思いを寄せることでしょう。

今回の宿泊先は新阪急ホテル。とにもかくにも立地が素晴らしい……!そして安い!(タカホ比)。
サラでもお茶しました。大好きなシナモントースト&ミルクティー。そしてドリアも!→つまり複数回いきました。大満足。

サラのシナモントースト。愛しいおまえ。

タカホでお茶もしました。今回はしっかりほとんどきれいに平らげました!

これはふたり分です!

なかなか行けなかったシズクコーヒーにも!フレンチトーストもコーヒー(ソイラテ)もおいしかったです。コーヒーが美味しいのはコーヒー屋さんなので!とは思いますが、シナモントーストがこれまた美味しいのですよ。好きぃ!大好きぃ!って思っちゃいました。また来ます。60分の時間制なのでそこはご注意あれ、未来の自分よ(あれ?また遠征するのかい?)

次からは生クリームは少なめでと頼みます。

帰りの新幹線を先輩と東京駅までご一緒しながら、はいからさんで遠征したときは車両に私ひとりだったのにな……、こうして誰かと連れ立って新幹線に乗る日が来ようとは……などと、ちょっと感慨深いわたくしなのでした。

東京公演もどうか無事に幕があがりますように~!!!!!



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