スプリント

【高見澤海人】2019.4.27 JBCF東日本ロードクラシックDay2 E3

リザルト:
9位(top+1:03)

距離もE3にしては長いし、昨日よりはマシだが12℃とそこまで暖かくもなく、徐々に体を慣らす意味でジワジワと走るように。72名出走とのことで昨日の半分程度なので、密集度も低くローリングで前方キープしリアルスタート。

1周目に1名飛び出したものの静観。集団内で周回を重ねていくと自然にキャッチ。

4周目あたりから追走というか、逃げたい選手が何名か仕掛け出す。最初に飛び出した2名は静観し、その後に5名行ったタイミングでブリッジをかける。結果的に前も含めてハイペースは続かず、集団全体が先行した5名まで連結し、3名程度の逃げ-30秒弱で集団という形がしばらく続く。

昨日の夜、松尾さんと話したことを反芻しながら周回を重ねる。身体のケアのおかげで初日の疲れはそれほど残ってはいないものの、昨日より長距離であり、最後の坂で遅れたことから丁寧に丁寧に走ることを意識。

特に今回やってよかったのは心臓破りの坂の最後のコーナーを曲がって、キュッと登るところ。登った勢いでついつい踏んでしまうところだが、そこで数秒稼いでも(離れても)その後の下りからの登り返しで集団が踏まないため大抵詰まって自然に差がなくなる。勝負所までは踏みすぎずに数人に抜かれてもいいからペースで越えようと判断。

前に出るのはバックストレートと、陸橋をくぐった後の緩斜面だけ。後は平坦で刻み、集団前方をキープし全体の動きを見逃さないように。残り4周前には逃げも全員キャッチし、レースは振り出しに。

残り3周辺りでそれまで積極的に飛び出していたチャンピオンシステムの棈木選手が飛び出していく。かなり軽快で行っちゃうよーという感じがするが単独ということもあり近くにいる選手と話しながら視界に入れて走る。

ラスト2周の心臓破りの坂で那須ハイランドパーク新開選手・神保選手、CIEL BLUE冨尾選手、Racing CUBE高木選手・川村選手の5名がグイグイと登っていく。ペースアップに対して一瞬最終周で千切れてしまったマイナスイメージが重なり弱気になってしまい躊躇。前の逃げを確定的なものにしてしまう。

最終周、流石にまずいと思い、なるしま廣井選手やバルバの選手が複数協力してくださり先頭を追うも、那須の2名と冨尾選手、棈木選手には追いつけない。集団内でのスプリントに頭を切り替え、そこからは気合いで。最後のスプリントは位置取りや駆け引きも含め楽しかった。かからなかったけど…。集団5番手の9位でゴール。

初日の反省を生かした丁寧な走りができたことは良かったが、スプリント以外の勝ち方を選択肢として考えていなかったため、弱気というか宝くじ発想すぎたと反省。見えていなくて流されるままにレースしていたところから、見える位置ではレースが出来るようにはなった。一歩ずつゆっくりだけど前に進んでいこう。迷ったら積極的に。

一緒に戦った皆さん、2日間サポートしてくださった皆さん、今回もありがとうございました。

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