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第一歩が難しい

♠️ 「旅には門がもっとも長い」

第一歩が一番難しいということ。何をやるにも第一歩が難しい。
逆に、難しいと思えた仕事なども、思い切って第一歩を踏み出せば、案外スムーズに進むことはよくある話である。

私も八八五ページあるラテン語の引用辞典を暗記しようとしたとき、
「生きているうちに暗記し終えることができるか」
と心配だったが、いつの間にか暗記し、今は二度目もそろそろ終わりが見えてきたところだ。
〈渡部昇一〉


😈身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ (日本の故事)

自分の身を犠牲にしてもいとわないくらいの決死の覚悟を持って事にあたれば、窮地を脱することもできる。また、初めて物事に成功することも可能である、と言った意味。

この言葉は次のような和歌の中にも見られる。
🎶 惜しむとて
  惜しまれぬべき此世かは
  身を捨ててこそ 身を助け目

🎶 川水に
  流るるちから藻も
  身を捨ててこそ 浮かぶ瀬もあれ

🎶 もののふの
  矢竹心の一すじに
  身を捨ててこそ 浮かぶ瀬もあれ

志を立て、何かを成就しようとする場合、失敗を恐れ、我が身をかばっていては、なんにもできないだろう。
捨て身の気持ちになってかかると、
おのずから、
明鏡止水の心境に達して成功するのではあるまいか。
ー『座右の銘』研究会ー


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