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人間の真価④

🐢此節は、日夜、強気起こり、
 一日も君の為に死に度き心持に相成り、
 何卒よろしき死に場御座無く候や🐢(高杉晋作)

尊王攘夷論者に対する幕府の弾圧が、しだいに厳しくなってきた安政の末、国の行く末を憂える高杉晋作は、
「この頃は、日夜、世の中をどうにかしなくてはという強い気持ちが湧いてきて、主君のために死にたい、死んで奉公したいと思う。どこか、よい死に場所はないだろうか」
と決死の覚悟を、真剣な言葉で披瀝している。

生命を捨てても、世に尽くし、他人のためになろうとする人間ほど強いものはない。
何事も恐ろしくないからである。
高杉晋作は、このときわずかに二十一歳。
自らの理論を行動、それも死によって実践しようとした。

➖「座右の銘」研究会➖

では、本日も素敵な一日をお過ごしください。
今日もよろしくお願い申し上げます🙇‍♀️
ありがとうございます😊

➿今日の一言➿
学問ありて、しかるのち先見あり。
先見ありて、しかるのち力行あり。
〈カント〉

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