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渡部昇一流『四書五経』の解釈

90、定年までが勝負
🐢 四十五十にして聞ゆるなきは、斯れ亦畏るるに足らざるのみ 🐢

  (『論語』子罕第十九)

四十、五十になっても「あの人はすごい」とか「あの人の仕事はいい」という評判が聞こえてこない人は、問題にならない。

当時の四十、五十だから,今の六十,七十ぐらいと考えていいだろう。
つまり,定年になる頃にどうということのない人は,その後,急に偉くなるようなことはないということである。
強いて例外を挙げれば,伊能忠敬ぐらいのものだろうか。

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