教育は1日にしてならず
今日の教訓:教育は1日にしてならず
みなさんこんばんは。
今日の教訓は「教育は1日にしてならず」です。
最近は店舗スタッフやキャストさんに「教える」ということが多くなり、
うまく伝わらないな〜
言ったのにやってくれないな〜
覚えてもらえないな〜
という気持ちになることがとても多くなりました。
論理的に考えることが好きなので、その失敗から「なんでそうなんだろう」と考え込んでしまうことが増えてきました。
このnoteは忘備録として記録していきます。
この記事を読んで、
「あ〜わかるわかる」
と思ってもらえたら嬉しいです。
また、「私はこうやって乗り越えたよ」という教えをいただけるととてもありがたいです。
1日では無理やろ実際。
今日の教訓「教育は1日にしてならず」と思ったきっかけは、ネット集客についてスタッフやキャストの方に伝達した際に痛感しました。
私は話すことが好きなのでいろんなことを一気に話してしまう癖があります。
自分が収集するのに1ヶ月かかった情報を1度に話し切ってしまい、教えた気になってしまうという罠に陥ってしまうことがとても多いです。
教えた気になっていても、収集に1ヶ月を要した情報です。
30分で処理が追いつくわけがありません。
そして、そんな状況の中
やってもらえないな〜
なんでやらないのかな〜
なんてこっちの勝手ですよね。
学校でも3年かけて教育を行います。
内容を凝縮して1時間で教え切っても受け取り側は処理できるわけがありません。
教育には情報の質と相手の情報の容量や処理能力を考えた上でどれだけの期間で処理を行う必要があるのです。
1.オリエンテーションって意味あるんや…
教育は1日で達成できないということは分かりましたが、ではどのような順序で教育は行ったらいいのでしょうか?
1日目、初日にすべきことはずばり
「教育を行う体制を整える」
です。
体制、というと堅苦しく感じますが要は
この人なら教えてもらってもいいかな
くらいに受け入れ体制をとってもらうことです。
そのために必要なことは「雑談」ですね。
この記事では詳しくは書きませんが、心理学の知識を利用することで相手に心を開いてもらい、話を聞いてもらえる体制を整えましょう。
学校で言うとこのオリエンテーションとして先生と生徒の親睦を深める、という流れを取ることがいいでしょう。
2.しっかりと立場を位置付ける
この人の話なら聞いてもいいかな、
という環境を作ることができたら、小さな課題を与えてこなしてもらいましょう。
ちょっと掃除をしてもらう
雑務を手伝ってもらう
なんでもいいです。
2つ以上の指示を出すのではなく、1つだけ指示を出してみましょう。
そしてそれが達成されたらしっかりと認めてあげましょう。
また心理学の話になりますが、小さなお願いを達成してもらうという行動をとることで関係性が「指示をする側」「指示をされる側」という形になります。
これを繰り返すことで上下関係を心理的に作り上げることができます。
こういうと人を悪いように扱ってしまう感覚がありますが、教育を行う上でこの上下関係は大切です。
教わる側にしっかりと「私はこの人に教わるんだ」という準備をしてもらうということです。
3.繰り返し
ここからは少しずつお願いのレベルと範囲を拡張していきましょう。
指示、教育のレベルを少しずつあげていきましょう。
親睦を深めており、立場を位置付けていればこの時点では教わる側の姿勢は「教えてもらう」という姿勢になっているでしょう。
むしろ「なにをしたらいいですか」と指示や教育を乞う形になっていればベストです。
4.自分自身で考えさせて教育の内容を定着させる
教育は教えるだけが教育ではありません。
教えるだけというのは教える側の自分勝手です。
その内容を定着、実行できるようになって初めて「教育」となります。
一通りの指示が教えたい内容のレベルに達した時に、
「よりよくなるためには何をしたらいいと思う?」
という問いかけとその内容を実行してもらいましょう。
そしてその実行した内容に関して反省や改善を一緒に探しましょう。
反復して行うことで、教えたい内容の定着と実行が行われ、あなたの教育は成功になります。
ここまでのことを1ヶ月〜半年かけて行うことが教育かな、と思います。
まとめ
乱雑な文章で書いてしまいましたが、最後に例をあげてわかりやすくまとめましょうか。
例としてわかりやすいのは”掃除”です。
最初のオリエンテーションでは親睦を深めつつ「あなたには掃除をしてもらうんだよ〜」という説明を軽くしておきます。
最初は、
・落ちているゴミを拾ってもらう
・窓を1枚拭いてもらう
・トイレットペーパーを変えてもらう
程度の簡単な掃除を行なってもらいます。
そしてある程度繰り返しができたら
・掃除機をかけてもらう
・そのフロアの窓を拭いてもらう
・トイレの個室内掃除をしてもらう
と言った形で掃除範囲の拡張をしましょう。
一定の期間が経ったら
・どう掃除したらより効率よく綺麗にできるだろうか?
と課題を与え、その提案に則って掃除をしてもらいましょう。
ここまで行うことができれば「掃除」という教育を達成したと言えるでしょう。
逆にいうと、ここまで行わなければ「教育」とは言えないのかもしれません。
私は一足飛びに4の段階からスタートしてしまう傾向にあり、教育に失敗してきました。
1番大切なことは「オリエンテーション」ということに気づいたのは最近です。
前回の章でも書いた「教えると押し付ける」この違いはしっかりと意識していきたいですね。
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読んでいただきありがとうございました。
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