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レトロゲームの傑作

私は何かに没頭する時間が好きだ

仕事、トレーニング、料理、掃除

数え上げればきりがないが

その中にゲームがある

ゲームをしているときは

絶えず頭を使うのでその感覚も好きだ

最近はゲーム業界の

凄まじい進歩により

映画のようなリアルなゲームも

チラホラ目にする

そんなハイテクノロジーの時代に

私はあえてレトロゲームに注力している

レトロゲーム

つまり昔のゲームには理不尽なことが多い

その理不尽が逆に私の心に火をつける

では紹介しよう

私はこのゲームをやりたいがために

わざわざハードを購入した

ハードの名はプレイステーション2

調べてみると2000年3月に発売されたようだ

23年前に発売されたゲーム機器を購入し

1本だけソフトを買った

ソフトの名は

少年ヤンガスと不思議のダンジョン

あのドラゴンクエストの生みの親

スクウェア・エニックスから発売されたソフトだ

遥か昔このゲームのせいで

私は重度の睡眠不足に陥った

ドラゴンクエストが好きだったことも

大いに関係していると思うが

深く深くゲームにのめり込んでしまった

現在のハード(Switch,ps5)などで

このゲームは出来ないが

ほとんど同じゲームで

風来のシレン

というゲームがSwitchで出来ると思う

しかしほとんど同じこのゲームと

私の言っているヤンガスとは

似て非なるものだ

ある日ふと思い出してしまい

もう一度、もう一度だけどうしても

プレイしたくなってしまったのだ

私の家にはすでにプレイステーション2はなく

全てを買いそろえるハメになったが

あの頃の「没頭」を

もう一度味わえるなら安いものだ

早速始めようとするも

忘れていた。忘れていたよ。

このハードにはセーブの為に

メモリーカードなるものが別途必要なのだ

後述するがこのゲームはセーブなしでは

クリア出来ない

必ず必要だ

このゲームのコンセプトは

1000回遊べるみたいな

キャッチフレーズがあったような気がする

簡単に、わかりやすく

このゲームをまとめると

魔法のツボの中に吸い込まれた

主人公ヤンガスが

ツボから脱出するために

ダンジョン内から必要な物を集める

解りやすい設定だ

何が面白いのか?

では何が面白いのか?

面白いと言える大きな要素が三つある

  • ダンジョンに潜るたびに地形が変わる

  • ダンジョン内で武器などを合成できる

  • ダンジョン内で捕まえた魔物を仲間にできる

説明しよう

ストーリーは全て

ダンジョンから必要な物を取ってこなければならない

しかし当然倒されてしまう事もある

その場合もう一度同じダンジョンに潜ることになるが

以前と何もかもが変わっているのだ

地形、落ちていた武器、武具、草類など

すべてが変わる

とてつもなくいい物を拾えても

やられてしまうとそのうちの何割かしか

手元に残らない

死んでしまうと強制的に地上に戻され

20個持っていたアイテムが3個しかない

こんな感じになるという事だ

ゲームはレベルも上がるように設定されているが

ダンジョンを攻略して地上に戻っても

次に潜る時はまたレベル1からになる

沢山レベルを上げても意味はないという事だ

次にこのゲームのミソとも呼べる部分だが

ダンジョン内で拾ったものを

合成、つまり合体させることが出来るのだ

一つの剣に炎属性と氷属性を合体させてみたり

盾を炎が効かないようにしてみたり。

自分のアレンジ次第でダンジョンの難易度が変わるのだ

これが実に面白い

これとこれ合成できるのか!

という発見もすごく楽しい

ストーリーをある程度進める必要があるが

初期のステージは慣れるために必要なので

操作や拾った物の効果などを

確認しながら進めて行くといい

さて最後の一つだが

ダンジョン内では

モリーの壺というアイテムを拾える

この壺を使い弱らせたモンスターを

捕まえる事が出来るのだ

捕まえたモンスターは

ヤンガスとともに共闘してくれるようになる

レベルも上がっていきドンドン強くなる

そして何より捕まえたモンスターを

地上に連れて帰れる

そしてレベルが上がったままのモンスターを

引き連れて新たなダンジョンへ潜れるのだ

主人公のレベルは1になってしまうが

モンスターたちは上がったままなのだ

そしてモンスターたちも合体させることが出来る

積極的にダンジョンへ同行させ

レベルをガンガン上げた後

強くなった魔物たちを合体させて

また強くしていく

延々これの繰り返しだが

後半になればなるほど

ダンジョン自体の難易度が上がり

せっかく強くしたモンスターも

あっさり死んでしまったりすることはザラにある

あの絶望感たるや

大金を入れた財布を落とした時に匹敵する

しかし何故か途中でやめることは出来ない

次は、次こそはもっと・・・と

さらにのめり込んでしまう

恐ろしいゲームだ

我こそは忍耐の化身なり

という人は是非やってほしい

ちなみにこのゲームの最終ダンジョンは

999階まである

完全に狂っている

レトロゲームは狂っているが

最高の達成感が用意されている

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