１２年間１つの職場で働き続けられた訳

なぜその職場を選んだの？

世の中にたくさんの仕事がある中で、仕事というのは本当に不思議なご縁で出会っているように思います。

私は１３年前、和食レストランの接客業を選んだのですが、理由は簡単

結婚前に同じようなお蕎麦屋さんに就職していたからです。

あと、時給がよくシフト制で自分の都合でシフトを希望することが出来たのもよかった！

最初は、別の職場と掛け持ちで土曜日だけの週に一回の出勤だったんだけど

当時の店長から、うち一本で働きませんか！お願いします！とお声掛けがあって、メインの職場をやめて和食レストラン一本で働くように。

時給もよく、働く時間が長く確保できたのでお給料がグン！とあがりました

人間関係

一番大切なところですよね

いくら時給がよくても、ストレスになる上司や同僚がいては、毎日働くのが苦痛になってしまいます。

しかし、私には「いつも人間関係に恵まれる」という自信がありました。

高校生のときからいろんなバイトをしていたけど、どこに行っても変な人が居たことはなく、とても良い環境で働くことが出来たんです。なぜでしょうね？めっちゃツイてました。

冒頭で仕事も全て「ご縁だ」と書きましたが

「私は人間関係の良いところで働ける」という自分の思い込みがあり

その思い込みが現実化して良いご縁に恵まれたのだと思います

仕事内容

こちらも大切なところです

仕事内容が好きじゃないと毎日が苦痛になってしまいますよね

私は高校生１年からアルバイトを始めたのですが、その時は小さな「八百屋さん」でした

小さいけどお客様がどんどん来る、とても忙しいお店でかなり鍛えられたんぁ～

「うちで頑張れたら、社会に出てどこに行っても頑張れるからね～！」っていつもはげましてもらって、お年玉までもらって、お店のオーナーご夫婦にかなり可愛がってもらいました。

その時の経験から、お客様と接する接客が好きになっていったように思います。

もくもくと工場でお弁当を作り続ける仕事をしたこともあったけど、楽しくなかったですね・・・

自分にはどんな仕事が向いているのか？どんな仕事を「楽しい」と感じるのか、これが早く見つかっている方はとても幸運だと思います。

ですから、アルバイトでいろんな業種の仕事を体験することをお勧めします

責任感

長く勤めていると、いろんな仕事を任されるようになっていくのですが

それに伴い「責任感」が生まれます

何年か勤務していると、時給も上がっていくけど、その時給に比例して増えるのが「責任の重い仕事」でした。

責任の重さを取るか、時給をとるか・・何度もくじけそうになり、投げ出したくなりながらも、周りの方や、上司が支えてくれ、気づくと余裕をもって仕事がこなせるくらいまで自分自身が成長できていました。

責任とは、自分に負荷がかかるものでもあるけれど、自分を大きく成長させてくれるものですね

新しい職場で新しく仕事を覚えるのが苦痛

何年も務めていると、新しくアクションを起こすことがハードルが高くなります。人間は変化を嫌う生き物です。

新しい環境、新しい仕事は、未知の領域なので危険や不安を感じやすくなるんです。だからなるべく避けてしまいます

この度、私は１２年間勤めた職場を退職したのですが、かなり勇気が必要でした。暖かくて安心できる場所にずっといたほうが安全で安心だから・・・

でも、きっとこの道を選んでよかったと思える日が来ると信じています

なぜならそれは、自分自身でそう思えるように行動していくことを決意しているからです。

色んなサービス業の会社の偉いひとへ

とにかく現場で働いている人たちの声を大切にしてください

商品開発や、販売促進の戦略も大切ですが

それを直接お客様に届けるのは、現場で働いている従業員の方です

お客様と直接触れ合っている方の意見をぜひ聞いていただきたいと思います

そして、一つの職場で長く勤めたいと思っているあなたへ

まずは自分のために働いてください

そして仕事が好きになってきたら

周りの人やお客様のために何か自分が出来ることを考えて

一つでもいいからやってみてください

あなたにしかできない事、責任が伴う事、それらが増えるとお給料も増えます

長く働ける、というのは沢山メリットがあります

あなたの自信も育ててくれます

１２年勤めないと気づけないことがたくさんありました。

働かせてくれた職場に心から感謝しています