懐かしいゲームに敬意を込めて

もうすぐPCエンジンミニが発売される。なんとかミニみたいなのは正直あまり触手は伸びないが資料として一応という気持ちがある。

ただPCエンジンミニのあるラインナップを見て買いたいと思った思い出のゲームがあった。
ナムコの「源平討魔伝」である。

ファミコンでも出ていたがこれじゃない感が強くPCエンジンで出た時は正直興奮したのを覚えている。

昔ナムコブランドがすごかった時代「オールアバウトナムコ」と言う本があり子供だった自分には高い本だったので駄々こねて母に予約して買ってもらった。

ゲームを作る人の思いが凝縮されたいい本でゲームはすごいと子供の頃の自分は胸を熱くした。そしてこの世界に憧れた。でも自分はこうなれるか不安になった。でもゲームの本として名著だと思う。

その中で一番すごかったのが「源平討魔伝」の話だった。アーケード版はエンディングが長く源平合戦の一説が入っていて長く、なんなんだと謎と言われていた。ただそれは開発者深谷さんへの思いが凝縮されていたからでその思いが溢れていたがゆえのことだった。

開発秘話を読み感動し、絶対クリアしたいと思っていたが、正直下手だったのでクリア出来なかった。

考えてみれば八等身のキャラのゲームは現在は多いでも八等身のキャラクターのゲームの原点はこれなのかもしれない。深谷さんがいなければ今のゲームのここまでの進化はあったのかな、そんな事ふと思う。

PCエンジンミニを買って久しぶりに遊んでみようかな「源平討魔伝」開発者に敬意を込めてPCエンジン版ではあるが久しぶりに出会う為に遊ぼうと思う。

#ゲーム #PCエンジンミニ #エッセイ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?