見出し画像

【司法試験予備試験】はじめての論文書き方講座 刑法【講座の概要と受講案内】


はじめに

「はじめての論文書き方講座」は、司法試験予備試験の論文式対策を始めたばかりの方、またはこれから始める方を対象に、論文答案の書き方を基礎から習得していただくことを目的とする講座です。

初学者の方は、論文は難しいという印象が強く、ある程度勉強が進んでから手を付けようと考えることが多いと思います。しかし、論文の書き方自体は基礎的な知識と関係なく身に付けられるものであり、早く習得すればするほど、その後の勉強が「書く」ためのインプットとなり、吸収効率が大きく変わってきます。

そこで、本講座では、前提知識をできるだけ求めないような設計を徹底し、市販の刑法問題集から厳選した5問+書くための道しるべとなるオリジナル小問を通じて、刑法論文の書き方の基本を効率的に速習できるカリキュラムを提供します。

講座について

講座の対象

本講座は、刑法の論文をまったく、またはほとんど書いたことがない方を対象としています。講座では背景となる条文や判例知識も併せて解説しているため、各回を受講する前後で対応する範囲を予習・復習できる方であれば、これから刑法の勉強を始める方でも十分に効果を見込むことができます。

到達目標

本講座では、論文式試験における答案の書き方の基本を習得していただくこと、さらに、受講後に独力で演習書を解き進める力をつけていただくことを目的としています。
合格のためにもっとも重要なことは、如何に効率良く典型問題の解き方をマスターしていくかであり、そのためには、良質な演習書を用いて、ご自身で解説の読み込みと自己添削をしていただくことが大きなポイントとなります。講座では、書き方の基礎に加え、今後どのように演習書を進めていくべきかという点についても細かく解説しているため、基本に留まらない、試験本番でも通用する実践力の鍛え方まで具体的にイメージしていただくことが可能です。

使用教材

本講座では、徹底チェック刑法を利用します。
徹底チェック刑法は、重要判例をモデルにした短文事例問題で構成された網羅性の高い演習書です。書き方の基礎を反復練習するのに最適な分量・難易度であるため、ここでは厳選した5問を課題として採用しています。また、解説が丁寧であることから、受講後の自習用としても最適です。

※ 本書の問題文そのものは講座の記事内に掲載しないため、受講される方は事前にご購入をお願いいたします。

講座の進め方

本講座は、論文の書き方の基本の習得を目的とした前後編の講義記事、そして、受講後における演習書の進め方を解説した講義記事からなります。
それぞれ記事のメインテーマを解説した「解説編」、演習書から選んだ設問1~2問と、書き方の流れを自然に意識できるようなオリジナル小問数問、そしてそれらの解説及び参考答案を含む「演習編」からなります。
講座を進める際は、まず解説編を読み、その回で習得すべき事柄をしっかりと認識していただくことが大切です。そして、演習編の問題に取り組んでいただき、解説編の内容が身に付いているかどうか確認します。自信がない場合でも、ご自身の到達点と弱点を明確に把握するため、解答をまったく見ずに答案まで作成していただくことをお勧めします。
答案完成後は、参考答案及び演習書の解説を確認し、間違えたポイントは解説編を再度チェックしておいてください。

各回のテーマ

全3回(書き方講座前後編 + 演習書の進め方)のテーマは以下の通りです。

①書き方講座前編(単独犯)
シンプルな事例問題を通じて、刑法論文の基本となる検討手順を学びます。ここで学ぶ内容は、すべての問題検討において核となる重要な知識です。

②書き方講座後編(共犯)
共犯のパターンごとに、書くべき内容と順番を学びます。前編で学んだ知識と合わせれば、未知の問題に対しても、自信をもって解答の枠組みを作ることができるようになります。

③演習書の進め方
ここまで学んだ内容を前提として、独力で演習書を進めるために必要な、解説の読み方や自己添削の方法について具体的に学びます。

受講後は、演習書の残りの問題を進めつつ、予備試験の過去問にもチャレンジしてみてください。以下のマガジンでは、予備試験の過去問について、実際の思考過程に沿った詳細な解説とフルスケールの参考答案を公開しています。過去問を解く段階になりましたらぜひご覧ください。

受講方法

以下より、「購入手続きへ」を選択していただき、お支払いが完了すると、マガジンに含まれる全3回分の講義記事をご覧いただくことができるようになります。

ここから先は

151字 / 3ファイル

本講座は、司法試験予備試験の合格に向けてこれから刑法の論文を書き始める方を対象に、市販の問題集を利用し、論文答案の書き方を基礎から習得して…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?