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マンガ「海が走るエンドロール」×自己肯定感!
マンガ「海が走るエンドロール」×自己肯定感!
まだ読んだことない方は、ぜひご覧くださいね!
海が走るエンドロール - たらちねジョン | ヤンチャンWeb(ヤングチャンピオン) (youngchampion.jp)
(あらすじ引用)
夫と死別し、数十年ぶりに映画館を訪れたうみ子。そこには、人生を変える衝撃的な出来事が待っていた。海(カイ)という映像専攻の美大生に出会い、うみ子は気づく。自分は「映画が撮りたい側」の人間なのだとーー。心を騒ぎ立てる波に誘われ、65歳、映画の海へとダイブする!!
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セリフ引用
「最近よく考えるのだけど、…この人が生きていたら私は映画を撮ってなかったかもしれない、って。だからといって死んでくれてよかったなんて思わないわよ。でも彼の存在が私の立ち位置を決めていた部分が確実にある。私もそこに収まるのが楽だった。」
うみ子は普通に結婚し、子どもも生み育て、孫も生まれ、と一見普通の主婦です。
でも、「夫に養ってもらって感謝している」「十分幸せな人生だから…」と、どこかに「我慢」があるのかなと。
それが「映画を撮る」ということだったのかと思います。
以前は好きなことがあるのに、結婚して、子どもができて、妻だから、母だから、家にいるのが当たり前…と、諦めざるを得なかった女性たちは多いんじゃないかな。
今は共働きの時代と言えど、やはり子どもを置いてまで…とか、自分勝手に時間を使う…ということは躊躇う方も多いのでは。
結婚したら夫のいうことを聞いて、子どもが生まれたら子どものペースで…
それって本当にやりたいこと…?
もちろん、家庭のことも大切。でも家庭を優先しすぎて自分のやりたいことを全部我慢してしまっては、やっぱり自己肯定感は低くなっていきます。
家庭とやりたいことのバランスを取りつつ、子どもが小さいうちは子どものペースに合わせながら、でも大きくなって自立に近づいていけば、自分のやりたいことを我慢しなくてもいいと、私は思います。
もちろん最低限の家事はやりますけどね…。でも正直、家のことやらなくていい夫が羨ましいときもあるよね。(子どもたちの晩御飯の用意しなきゃ!とか、掃除、洗濯、熱を出したらお迎え!とかもまだまだ私ですもんね)
まあそれも、先輩の話を聞いていると、あともう少しなんだろうなあ…。
子どもたちが自立すれば、ほぼ一人暮らしなんて話も聞きます。ほんと羨ましい~(笑)
子どもたちをほったらかしすぎ、構いすぎもいけませんが、母親が好きなことをやって、ごきげんでいると、子どもたちも「ママ楽しそうだね」と、お手伝いや気遣いもしてくれるようになりますよ。不思議なもんです。
それでも、うみ子さんは今までの生活の中で知恵をつけていたり、物事を俯瞰してみているという面でちょっと自己肯定感は高いのかなと。
そして、「自分の残された時間は少ない」ということをわかって、ものすごく今を生きている人だと思います。
また海は親との関係が悪かったり、お友達と仲たがいしていたり、でも意外と独特で飄々として見えるけれど、
心のダメージもあるのではないかなあ。
それでも「映画を撮る(表現する)」ということは「自分の気持ちや、内面をさらけ出す」ということ。
やっぱりそういう方は自己肯定感高いのかな?と思ったりもします。
すごく上下しましたが(私の中で)、うみ子さんと海は同じくらいの位置にいるのかなと思いました。
年齢や性別、環境が違っても、自己肯定感は同じくらいなんですよね。
soraは俳優でもあり映画監督でもあり、
「自分の映画撮るために自分を売るなんて安いことじゃない?
泥啜っても、血反吐吐いても映画監督になりたいんやろ?」
というセリフにもある通り、映画監督になるためだったら何でもすると、かなり腹をくくっています。
きっとここに来るまでに色々あったとは思いますが(出てないけど)、執着というか執念というか、
諦めきれない何かがあるって、幸せなことなのか、それとも不幸なことなのか。それは本人が決めることですね。
でも、そういうものがあって覚悟を決めている人って、自己肯定感高いなあと思います。
だって、「自分がやりたいこと」を認めて、受け入れて、そのために邁進しているんですよね。
全財産、自分の全てをかけて、手に入れたいものがある。全てをかけても手に入るかどうかはわからない。
先日「クレイジージャーニー」というテレビ番組で、文字通り全財産を、命を懸けてエジプトのピラミッドを研究している方が出ていまして、「魅せられる」とはこういうことかなと思いました。
『クレイジージャーニーSP』ピラミッドは墓じゃない!?エジプト考古学者・吉村作治が登場!|TBSテレビ
「やりたいこと」が見つからない人も多いんじゃないかと思います。
私もまだまだ半信半疑です(^^;
この道でいいのかなあ? いや間違ってるんじゃないか…?
迷いはたくさんあります。
それでも自分の「やりたい!!」と腹の底から沸々と湧いてくるものが、やっぱり「本物」なのかなあ~?(ゴールデンサークル理論を思い出したので貼り付けておきます)
何かを「好きになる」、「愛する」ってものすごいエネルギーの源ですね(^^
最後まで読んでくださりありがとうございました!!
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