自分の手綱がない
これと言って好きなことや得意なことが人に伝えられるものがない。
「これが好きです。これが得意です。」
そういうものがはっきり言えるヒトが羨ましい
就活のときに履歴書に書いた「読書、音楽鑑賞」
「具体的にどんな本が好きか」を聞かれることを想定し、「宮沢賢治」ですと、答えるために用意した、ベターな答え。
好きでたまらないわけではない、受かるためのアンサーを用意することが得意になった、イヤなのに。
親や教師、友人、誰かの期待に沿う答えばかりを探していた
結局、自分が【すごく好きなものを伸ばす機会】を先延ばしにしたまま時間を無駄にし、
心には虚しさや虚無がいっぱい満ちた、イヤなのに。
他人の答えに沿うことばかりに辟易し、
自分の中にかろうじてあった「細い手綱」がポキっと折れた
自分をコップに喩えると、
コップの底に穴が空き、好きなことを貯めていくためのエネルギーや元気がポタポタ落ち、貯められなくなった
コップの底に、ガムテープを張るなど自分なりの対処で凌ごうとしても、水はたれ続け、頑張れなくなった
それからは「他者の力を借りる」ことになっていく
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