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ゆるい地理とか歴史とわたし

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自分のアイデンティティを地理や歴史、郷土史と関連つけて考えてみる試みです
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記事一覧

グローバル

グローバル化とかグローバル社会と言われ始めたのは20年前くらいと記憶している。

たしかに、日本もグローバル化し、新自由主義で競争社会に拍車がかかり、自己責任論も蔓延した。

私の住む地方都市でも、それを感じた20年ではあった。仕事ではノルマに追われ、たくさん稼ぐことが是とされた。

今でこそ優勢思想は良くないと、人権意識は変わってきた肌感覚はある。

だが、10年くらい前は病気で休職している自分

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都会とか田舎とか地元とか

先日、モデルで俳優の杏さんがめずらしくバラエティ番組に出演されていた。
フランスと日本の二拠点生活をされていることは知っていたが、その番組で、フランス移住の理由を話されていて、印象深かった。

杏さんは東京に生まれ育ち、
いわゆる”地元から都会に出ていく”
ような経験がなかったという。

『地元を離れて旅立つ』挑戦をしたい 
がどこを選ぶか…

行き先を考え
(お子さんの学校のタイミングも合わせつ

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再び出会うこの町

旅から帰り、地元のことを調べる作業を進めている。郷土史を読んだり実際に足を運んだりする。

「地形の変化によりできた土地」とか、「排水のために作られた分水嶺」とか「自然災害に悩まされた箇所をどう、苦心して改良してきたのか」を知ると、そこにいるひとりのわたしが『長い歴史の中の小さな存在』に思える。

また今、街を再開発している地域や、街を再活性させるために取り組んでいる他人に会うと感心し、尊敬する。

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旅から帰る

少し離れたところに度に出かけてきた

旅先の風景、食事、文化、普段と違う場所に身を置いた
旅先から、地元に思いを馳せた

そして『地元のことをあまり知らないな』と感じた

子供の頃から、身近な人に
「この町は見るところがないしつまらない、観光する場所がない」
などわりと否定的な意見を聞いて育った

実際、つまらないと思った時期もあった
学生時代、地元を離れる友人も多くいた
(自分も悩んだが地元に残

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