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大人にならなくていい。
アイスランドのシンガーにビョークがいる。
聴いた人なら分かるだろうが、彼女の声は特別だ。
太陽系第三惑星の地球にいる人間って生命体はこういう声を出すんだよ。と、宇宙のウィキペディアに載っていそうな、人間の代表のような声を出す。
声にはその人の自我も本質も、全部の情報が乗ってくるから面白い。
私はこういう声を出さなきゃダメだとか、私の声はこうだから嫌いだとか、余計な自我を落とせば、身体は本人が聴いたこともない驚くような声を出し始める。
人間の声は宇宙一の楽器だと思っている。
私も20年近くインディアンドラムを叩いて唄っているシンガーなので、人の声には敏感だ。
昔 札幌でライブをした時に、そこのマスターがビョークの大ファンだったようで、「京子さんの唄い方、声の出し方がビョークそっくりで驚いた!」と言われたことがあった。これには、なんだかむちゃくちゃ嬉しかったな。
ビョークの母親は環境活動家だったようで、ビョークは小さい時から「あなたは大人にならなくていい。」と母に言われて育ったと 何かで読んだことがある。
大人にならなくていいと言われて育つと、子どもという天の才のまま大人になるんだなとビョークを見るたびに思う。
「私、大人になれなくて。」と言う人が時々いるが、これを口にする人は決まって才能溢れる右脳タイプだと思う。
「大人にならなくていい。」
ビョークの母の言葉が、朝から頭の中でリフレインしているので書いてみた。
今日はそんなお話。
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