齋藤周 / Amane Saito

東大野球部 #50 学生スタッフ兼データアナリスト → 福岡ソフトバンクホークス GM…

齋藤周 / Amane Saito

東大野球部 #50 学生スタッフ兼データアナリスト → 福岡ソフトバンクホークス GM付データ分析担当

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    肌で感じたことをとどめておくために。

  • 東大野球部DX計画!

    学生スタッフ兼データアナリストとして東大野球部に所属する齋藤周が、東大野球部にDXを起こし、六大学優勝を目指します!

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齋藤周のポートフォリオ

プロフィール齋藤周 / サイトウアマネ / Amane Saito amanesaito.contact@gmail.com 職務経歴福岡ソフトバンクホークス 2022年1月にGM付データ分析担当として入団。 球団のチーム編成・選手育成・試合戦略などをデータの面から支援。 アプリ開発 次世代の野球スコアブックアプリ「ピクセルスコア」を開発。 野球スコアブックをデジタル化し、成績集計やデータ分析まで自動で行うことが可能。 書籍執筆 「野球データでやさしく学べるPyt

    • 生成AI、ぼくはこんな感じで実務に活用しています

      生成AIというワードが流行してからしばらく経ちましたね。 あらゆる分野でAIの機能が搭載され、実務レベルでも仕事の仕方が変わってきている中で、どのような活用方法があるのか?という点にはずっと関心がありました。 しかし生成AIの活用方法を単に調べても、それこそAIで書かれたような記事が検索に引っかかるばかりで、リアルにどんな場面で使っているのか?はなかなか分からなかったのですよね。 なので使いこなせている自信は全くないのですが、ぼく個人がどんな場面で活用しているか?という

      • (超個人的)学生の時にやっておけばよかったこと3選

        働いてみてから、これは学生のうちにやっておけばよかったなと思うことがいくつかあります。 仕事がやや特殊なため個人的な内容にはなってしまいますが、自分が大学の時にはこういうのいろいろ読んでたなと思ったので、何かの参考になれば! 免許をとるまずは定番ですが、車の免許を取っておくこと。 ぼくは都市圏から出るつもりがあんまりなかったのと、そんなに運転したい気持ちもなかったので、大学生の時には取っていませんでした。 しかし急に福岡で働くことになり、全国いろんなところに行く場面も

        • 受験勉強は役に立つか?に対する暫定解

          大学を出て、「学歴」や「偏差値」とは関わりの薄い場所に身を置いて、2年ちょっとが経過しました。 幼稚園や保育園を出て小学校に入学すると、「テスト」による「学力」の数値化が始まり、全国の子どもたちがほぼ強制的に参加させられる競争が幕を開けます。 このように6歳から始まる「点数」や「偏差値」によって優劣を決める思想は、子どもたちの間でもっともポピュラーな価値尺度であり、もっとも浸透度の高い一種の宗教ともいえるでしょう。 そのイデオロギーの中で、テストの結果を分析して課題を洗

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          「書く」ことの効用

          大学を出て働き始めて2年くらいが経ったのですが、その中で課題を感じていたことのひとつとして、物事を考えるときの深さが出ないなというのがありました。 そもそも思考の深さとは何か、という話は以前書いたのですが、まあ簡単にいうと「抽象度の高い課題をどこまで細かく具体化できるか」みたいなことです。 じぶんの中でなんとなくそれっぽい答えをパッと出すことはできるのですが、あるテーマについて深く長く考えられなかったり、パターン化された答えしか出せなかったりして、どうも思考が浅いなと感じ

          「書く」ことの効用

          「エコロジカル・アプローチ」という本が興味深かったです

          年末に日本ハムの田中正義さんにおすすめされて読んだ「エコロジカル・アプローチ」という本が興味深かったので、その話を。 本の内容伝統的アプローチとエコロジカル・アプローチ この本は人間の運動学習をテーマとしており、スポーツにおける動作を習得するための方法について書かれています。 主題となっている「エコロジカル・アプローチ」に対して、従来型のやり方を本書では「伝統的アプローチ」と呼び、以下のように対比されています。 運動を細かいタスクに分解して、動作の安定性を高め、運動の

          「エコロジカル・アプローチ」という本が興味深かったです

          野球のスコアブックをデジタル化する「ピクセルスコア」をリリースしました

          先日、次世代のスコアブックアプリ「ピクセルスコア」をリリースさせていただきました。 作った背景ぼくは学生時代から野球をしていて、今は野球のデータに関わるお仕事をしています。もともと野球のデータを見るのは好きでしたが、プロ野球の世界に入ってから、さらにその面白さを感じるようになりました。 一方で学生時代を思い返すと、高校まではそもそも野球のデータをほとんど取れていなかったので、面白さに気づくきっかけ自体がなかったな、とも思っていました。 高校野球くらいになればマネージャー

          野球のスコアブックをデジタル化する「ピクセルスコア」をリリースしました

          インド記 7日目

          常識の通じない経験を求めて、インドへ。 クトゥブ・ミナール最終日となる今日は、デリーの世界遺産を巡ります。まずはインド最古のイスラム建築として知られるクトゥブ・ミナールへ。 朝だったためか人は少なく、緑も多くてゆったりした雰囲気で見られました。これだけきれいで高い建物を800年以上も前に作ったとは驚きです。 ちなみに少し前まではこの塔に登ることができたようですが、子どもの落下事件が起きて禁止になったそうです。。。 フマユーン廟次はフマユーン廟。タージマハルにも影響を与

          インド記 6日目

          常識の通じない経験を求めて、インドへ。 早朝のガンジス川昨日到着したバラナシは、聖なるガンジス川で有名な場所。早朝のガンジス川を見るために、5時にホテルを出ました。 向かったのはダシャーシュワメード・ガートといって、沐浴や儀式などをするための有名なスポット。 インドっぽい音楽と鐘が鳴り、儀式(プージャ?)が始まりました。 しばらくこの儀式がおこなわれた後、空が明るみが。人々は沐浴を始め、ボートが準備されます。ガートに集まる人数もだいぶ増えてきました。 川の水は茶緑に

          インド記 5日目

          常識の通じない経験を求めて、インドへ。 電車が来ない、、、早朝6:00発の電車でバラナシへ。 の予定でしたが、今日もしっかり電車は遅延。2:40遅れて8:40の出発となりました。 とても寒かったので、駅のレストランでチャイやコーヒーを飲んで待つことに。インドのチャイやコーヒーはかなり甘い。ブラックコーヒーはあまりないそうです。 レストランではインド人ガイドの方にたくさんインドの話を聞きました。インドの学校教育はさほど厳しくはないけれど、大人に近づくにつれて仕事につく難

          インド記 4日目

          常識の通じない経験を求めて、インドへ。 アグラ〜デリー4時間遅れで到着した電車に乗り込んだは良いものの、試練はここからも続きました。 10m先も見えないような天気の中で、とにかく電車の進みが遅いのです。車の徐行くらいだったので、30km/hとかでしょうか。 数十分で着くはずの次の駅まで、2時間かかってもまだたどり着かないのです。。。 かといってがっつり眠ると荷物が心配なので、うとうとしながら見ていると、あることに気づきました。 人々の座る席が、どんどん変わっているの

          インド記 3日目

          常識の通じない経験を求めてインドへ。 アグラ城塞この日は朝から大気の状態がひどく(毎日のことですが)、何も見えないだろうとのことで、お昼前から観光することに。 まずはタージマハルの少し西側に位置する世界遺産、アグラ城塞へと向かいます。 アグラ城塞はムガル帝国時代の皇帝が住んでいたお城です。赤い色は皇帝の権力の象徴だったそう。 一歩中に足を踏み入れると、それまでの喧騒やゴミの散乱とは打って変わって、まるでインドではないかのような落ち着いた雰囲気。 インドにきて初めてリ

          インド記 2日目

          常識の通じない経験を求めてインドへ。 デリー〜アグラ昨日の夜に着いたばかりですが、朝早く起きて鉄道でアグラへ向かいます。 車でニューデリー駅に向かいましたが、途中にはホームレスの人も多く、信号で止まると物乞いのために車の窓をノックしてきます。 怖いしスルーするしかないのですが、ぼくの中ではとても心に残るシーンの1つでした。 電車は日本の特急みたいな感じ?で、立派な指定席から人でごったがえす自由席まで、8つくらいの等級に分かれています。 車内では軽食やお茶が無料で提供

          インド記 1日目

          常識の通じない経験を求めてインドへ。 成田〜ホーチミンベトナム航空で、成田からベトナムのホーチミンを経由。 ホーチミンの空港はきれいでした。お店とかは少なくて、4時間待ちでも長く感じましたが。 空港で1.5ドルの水を2ドルで買ったところ、12,000ベトナムドンのお釣りがきました。 ドル表記のものをドルで買ってベトナムドンでお釣りが来るのにびっくりしたのと、ベトナムドンの桁数の大きさにびっくり。 過去のインフレの影響で通貨の価値が下がり、1円が200ドンとのこと。5

          2023年振り返り

          今年は新しいことにもいろいろと取り組んだので、やってきたことをきちんと振り返って、来年はもっと頑張ろう!という感じです。 ホークス大学卒業のタイミングで契約していただいたソフトバンクホークスで、データ分析の仕事をしていました。今年が2年目のシーズンでした。 チームは昨年に続いて今年も悲劇的な幕切れでシーズンを終えました。巨大戦力を抱えながらも優勝できていないことが悔しいですし、その結果を悔しがるのも烏滸がましいように思えます。特に後者に対して忸怩たる思いです。 とはいえ

          2023年に読んだ100冊の中から、読んでよかった本ベスト3をまとめました

          毎年の読書記録もかねて、読んでよかった本ランキングを書いているので、今年もやろうかなと思います! 過去の分はこちら↓ では2023年のベスト3をご紹介します! 3位 脳は世界をどう見ているのかこの本は内容がディープなので万人向けというわけではないのですが、個人的にはすごく知的好奇心をくすぐる一冊でした。 「人間の脳が世界をどう認知しているか」「それに対してAIはどうか」「人間の知能の将来」などについて、科学的知見を元にしつつ大胆な理論が展開されています。 特に機械学

          2023年に読んだ100冊の中から、読んでよかった本ベスト3をまとめました