見出し画像

親子島留学のはじまりって?

H28年から色々と構想を練って練って募集に踏み切った海士町ですが、
実はこの親子島留学を始めるにあたって、発起人の前教育長の熱い思いがあったのです。

当時の事を振り返りながら、島留学をはじめようとしたきっかけや、求める親子像や留学期間などについて、前教育長に聞いてみました。

 ↓↓↓

はじめるきっかけは何だったんですか?
島の存続のために始まった事業。子どもらしい子どもって何だろう?子どもたちが自然の中でのびのびと暮らすことが出来る環境、人間力あふれる子どもが育つ環境を作りたい。そのためには、まず【教育】を魅力あるものに変えていこう!【教育魅力化】から始めよう!そもそも【魅力化】って何だ?
まずは、環境を変えてみよう。そのためには、外からリーダー(積極的な子ども)を入れてみるのはどうだ?
子どもたちが切磋琢磨に競い合って、刺激し合い、やる気スイッチが入って、向上し合うことが当初の狙いだった。

求める親子像について。島留学家族に期待する事って何ですか?
リーダー性のある子ども。積極性のある子どもを増やしたい。
親も子どもと一緒に地域に溶け込んで生活を楽しめる家族。
順応性がある家族。協調性がある家族。チャレンジ精神がある家族に来てほしい。

どうして1年なんですか?
島留学を経験して、人間力UPを目指すのはとても良いこと。でも子どもにとって家族とのコミュニケーションが必要な時期に、離れ離れになり生活することは基本的にオススメはしない。大事な時期はなるべく家族一緒に過ごしてもらいたい。でも1年だけ、離れていても子どもの成長を家族で見守り、応援してあげて欲しい。そんな想いがあっての1年なのです。

当時のことを、とても懐かしみながら、お話ししていただきました。
会話の途中、『あの子最近どうしとる?何年生になった?』『〇〇の母ちゃん、元気か?!』『この前、〇〇くんから手紙が届いて嬉しかったわ~』など、卒業生の家族の話題になり、今も繋がりを持てていることが嬉しい。と終始笑顔で話してくださった前教育長がとても印象的でした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?