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アウトプットの慣性を生み出す

最近ふと、文章を書くのが億劫になっている自分に気づいた。

エンジニアという仕事柄ドキュメントを書く機会もそこそこあるが、書くのに時間もかかるし、なんとなくドキュメントよりもコードを書きたくなったりして少し遠ざけてしまったり。

文章書くのが遅くなるくらいならまだ良いが、文章を書いていない弊害として大きいと思うのは「じっくりひとりで考える時間が減る」ということだ。
思考が浅いときに文章を書こうとすると、ちょっとしたところで疑問が出てきたり論理展開がうまく書けなかったりして、それによって自分の思考の浅さに気づくようなところがある。

ということで訓練を兼ねて、文章を継続的に書くためには何をすればよいか考えたことを書いてみようと思う。

アウトプットには慣性があって、日常的にアウトプットしているとアウトプットのハードルがだんだん下がってくる感覚がある。なので最初に1週間くらい継続的に書くための仕組みを考えてみる。

自分は習慣化が苦手なほうなので、ハードルを下げる仕組みをたくさん作るのが大事だと思う。雑に思考を整理する技術と効能で紹介されていたのは「雑記」と言い切ってしまうことで、それを受けてこのマガジンも「思考のスナップショット」という名前にしてみた。この記事は何かを伝えるというよりは自分の考えを保存しておくという意味合いが強いということで。

最近はしずかなインターネットとかもあるのでそういう場所を利用するのも良いと思う。

他に重要なのはアウトプットの型を作ること。

文章の型もそうだが、書くときに使うツールとか、文章にする手順とかを決めておくのも結構大事だと思う。

たとえばこの文章はObsidianで書いている。
Obsidianで最初に言いたいことを構造化した箇条書きを作り、それを膨らませて最終的な文章に着地させている。出来上がった文章をnoteにペタッとはってプレビューし、軽く直して公開する。

ちょっと最近っぽい話題を入れておくと、箇条書きに対してLLMをかけるのはおすすめ。LLMに文章を書かせたり直させたりすると「いかにもLLMで書きました」みたいな整然としすぎたテイストになってしまう傾向がある。
なので箇条書きの時点でLLMをかけ、構造化を助けてもらったり、読者の視点でレビューしてもらって足りない視点を補ったりする。

ということで考えていることを文章にしてみたが、果たしてこの習慣はどこまで続くのか。


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