映画備忘録 2021年7月、とその後

またもや緊急事態ですが、映画がやってる間は見にいきますよ! さっそく、いってみましょう!

「スーパーノヴァ」

認知症を患った作家と、その恋人のピアニスト。ピアニストの顔がわからなくなるぐらいなら生きていたくない、とみずから命を絶とうとする作家に、それでもいいから生きていてほしいと願うピアニスト。二人が出す答えとは?
見てる間、ずーっと胸が痛くて、ずーっと自分ならどうするかを考えてた。作家は、恋人の顔がわからなくなるのがいやだ、というのもあるけど、文章が書けなくなっていく恐怖、これまでできていたことができなくなる絶望もあったんだと思う。文字じゃない文字が書かれているノートで、それをよく表していた。
どんな状態でも生きていてほしい、と願うピアニストは当然のことで、認知症が死に至る病ではない分、これからも一緒にいられる未来がある。
おたがいを想う気持ちはおんなじでも、認知症になった人、ならなかった人では考え方もちがう。
最後、どうなったかは描かれなくて、こういう見る人にまかせる映画は正直、好きではない。作る責任を放棄してると思ってる。
それでも、この映画はとてもいい。
「Let me be with you」と最後にピアニストが言ったから、二人で死んだのかな、と思う。弾いてくれないけど大好きな曲を一緒に聴きながら。
男同士だったけど、どんな二人でも成立する映画。主演二人の演技がすばらしい。

「ゴジラvsコング」

よく寝たー!

いや、こう、なんでしょうね。人間のドラマパートがつまらなすぎて、うとうとしてたら、いつの間にか、メカゴジラ、ゴジラ、コングの最終決戦でした。そこは見たよ!
コングとゴジラが戦うだけの話でいいじゃん、と思いましたね。今回はゴジラがちゃんとゴジラっぽかったし、こぶしで殴り合うのも面白いんですけど、いかんせん、人間ドラマパートが冗長。全部カットでいい。
「髑髏島」がめっちゃくちゃ面白かった(人間ドラマパートも最高だった)から期待してたら、大外れ。vsもの(そんなジャンルあるのかw)なら、「エイリアンvsプレデター」ぐらいの傑作を作ってほしいですね。つぎがあっても見にいかないかも…。


はい、これ以降、いま現在まで映画を見にいってません!

いやー、別に何があったとかじゃなくて、緊急事態とかもまったく関係なくて、舞台は普通に見にいっています。理由は本当にシンプル。

ドラマ期が来てしまった!

それだけです。言ってしまえば、アマプラが悪い。

私には映画期(頻繁に映画を見にいく)とドラマ期(とにかく海外ドラマを見る)がありまして。同時に両方とはならないんですよ。アマプラで、そういえばあのつづきは…、と探してしまったのが運の尽き(でもないけどw)。まずは「スーツ」、「ビッグバンセオリー」の見てなかった分を見て、そこにU-NEXT再トライアルが来てしまい、もちろん入り、「フレンズ リユニオン」を期限まで何度も見て、「グッドワイフ」の残り3シーズンを見て、「フレンズ」の普通のドラマも(DVD持ってるのにw 配信って本当に便利。ディスク入れ替えなくていい)見て、それは1シーズンも見ることができずにトライアル終了。アマプラに戻って、「グッドファイト」、「ニューヨークガールズダイアリー」(早く残りの2シーズンも!)などなどなど。これまで見てなかったものを一気見。

そしてそして、日本ではほぼ知名度も人気もないけど、アメリカでは大人気のこれ。

「THIS IS US」

もう、本当に全世界の人々に見てほしい! すばらしい脚本で、毎回泣かされたり、考えさせられたり、あと伏線すごい! とにかく脚本が天才。いま撮っているシーズンで6終わりで(大人気なのに!)、アマプラでシーズン5まで見られるので、ぜひぜひ! 見られる方はどうぞ。登場人物全員、人として一切共感できないところもすごいw あと、主人公の一人、ケイトがかなりオーバーサイズな女性なんですが、毎回洋服がすっごいかわいくて、このサイズでかわいくて似合うものを用意できるアメリカってすごいな、と思います。本当におしゃれ。ほかはみんな細いんですけど、たぶん、ケイトの洋服が一番かわいい。ただいま、5シーズンを見始めたところです。きっと、数日中に全部見る(見ましたw)。

というわけで、しばらく映画はおやすみです。ま、これを楽しみにしてた方はそんなにいないでしょうけど、とりあえず、一区切り。また映画期がきたら感想をしれっとあげます。

それでは!

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