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体験価値を制するものはブランディングも制する!ペプシ v.s コカコーラ

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ブランディングは体験価値が大切!(ペプシ・パラドックス)

ブランディングで味の優劣が逆転するお話。

ペプシが行った実験で、ペプシコーラとコカコーラ、どちらが美味しいかを調査しました。

まず、目隠しで両方を飲んでもらうと、ペプシコーラが勝ちました。

ところが、目隠しを外して、ペプシコーラとコカコーラのブランド名が見える状態で投票してもらうと、なんと、コカコーラが美味しいと言う人が多くなり、逆転してしまったのです。

これを「ペプシ・パラドックス」と言います。

ペプシは、飲み物は味が重要と考えて、徹底的に商品の味を追求し、ブランディング戦略も、商品そのものを押し出しました。

これに対し、コカコーラのブランディング戦略は、コーラの味を押し出すのではなく、恋人や運動会の子供たちがコカコーラを囲んで、楽しい時間を過ごしている体験を前面に出しました。

そのイメージが勝り、コカコーラを選ぶ人が多くなったのです。

ブランディングには、商品そのものだけでなく、その商品を使って得られる体験をイメージしてもらうことが大切ということですね!

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