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進化思考を読んで。こりゃ3年執筆にかかるな、脱帽。柳澤大輔氏

※こちらの記事は、面白法人カヤックCEOの柳澤氏が著者(太刀川さん)に直接送ったものを許可を頂いて転載したものです。帯の推薦文もいただきました。

<柳澤大輔氏プロフィール>
1974年香港生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業後、ソニー・ミュージックエンタテインメントに入社。1998年、学生時代の友人と共に面白法人カヤックを設立。鎌倉に本社を構え、鎌倉からオリジナリティのあるコンテンツをWebサイト、スマートフォンアプリ、ソーシャルゲーム市場に発信する。 

創造するということ(=イノベーション)は、あらゆる企業にとって課題です。 そこに対する方法論として、進化にそれを学べば良いという最初のロジック。 そして進化は、変異と適応によって行われる。それは右脳と左脳の関係でもあり、垂直と水平の関係でもある。そして変異と適応の中を、さらに項目が整理され、それぞれにより具体的なエピソードとワークがついている。

ここまで体系的に、イノベーションについて整理された本はないのではないでしょうか。 素晴らしいと思いました。こりゃ3年執筆にかかるな、脱帽。 これがまず率直な感想です。特に印象に残った一節は 「バクテリアは単純な動きを機械的に切り替えているに過ぎないが、この行動を外部から観察すると、まるでそこに「餌を探す思考」が存在するように見えることだ」です。

この本で示した内容は、ある種の考え方のフレームワークのようなものなので実際にやって見てこその価値ですし、その前に本を読んで、へぇ、で終わるわけではなく、やって見たい!と思えるかどうかが鍵だと思う。そういう意味で進化ワークがたくさん入っているし、実際にワークショップがあったら参加して見たいと。カヤックでブレストカードイノベーションがありますが、(ブレストの要素の一番重要な2つの体験をカードゲームを通して体験できるように設計)、進化思考を学ぶボードゲームみたいのがあるとさらにやってみたくなる。これは1人でやるより、同じテーマで10人ぐらい興味のある人を呼んで、ワークをやってみてはどうかと。参加費集めますので。そのメンバーが進化思考の伝道師になるかと。

この本が役に立つ人は、前述したように僕は企業のイノベーションというテーマで読み進めたので、そういう担当かなと。あるいは、歴史の話も多いので、読後感がサピエンス全史的な感じもあり、あの手の本が好きそうな人。あるいは太刀川さんがデザイナーなので、そういった背景の話も多い。

おそらく、デザイナー向けには作ってないですよね、デザイナーにしか興味のない話は極力避けるようにしている意図が伝わってきました。「デザイン」というと意識のない人には伝わりづらいことが多いので、センスの話に終始しないようにできるだけ言語化して説明しようという努力が伝わってきました。

以上です。
ちなみに、いろんな過去の画像があって素敵でした。

面白法人カヤック CEO 柳澤大輔


『進化思考』4月21日発売予定。Amazonにて絶賛予約受付中です。

(海士の風からのコメント)
柳澤さんは海士の風を運営する株式会社風と土との株主でもあり、海士の風代表の阿部も柳澤さんが提唱されている「地域資本主義」をテーマに対談させてもらったこともあります。進化思考によって、柳澤さんの「面白法人」を進化させるきっかけになったら面白いなと目論んでいます。



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