嬌声とマルチタスク能力。

師走、いかがお過ごしでしょうか。

世間が求める女性像と私自身が全く違うことに気が付いた年末です。

そんな事に気付かせてくれる電車内はとても残酷だし、多様性が認められる世の中になったとか言いながら個性は殺せという社会、何だかおかしくないですか。

なーんだ、結局女の子らしい話し方をしたガリガリにまで痩せた女が好きなんじゃん。と悪態をつきながら仕事へと向かっています。

仕事中の自分はとても嫌いです。
というかほぼありのままの私の事が嫌いなら会いに来なくて結構です。
というスタイルでやっているのですが残る人は残るし去る人は去る。

勝手に期待して勝手に傷ついて勝手に想像して勝手に押し付けてきて何と気持ち悪いのでしょう。

自分の常識は他人の非常識、という言葉を年老いたら忘れてしまうのか。それともその様な考え方を持ち合わせていないのか。

知ったこっちゃないですが生きていくためには嘘は適度に必要です。

話を盛ったりオーバーにリアクションしたりと忙しない仕事だな。と思いながら天井を見上げては口から嬌声を出しつつ晩御飯何にしよう、帰ったら洗濯回さなきゃな、連絡返してないや、支払いも済ませないと。とぼけーっとしているのがデフォルトです。

正直、性にはあっていると思う。
ここまで長く続いている仕事なんて他に無いし。

全く情も湧かないけど恩を仇で返すのは嫌いなので不誠実な事だけはしないと決めているのが唯一の救いかなと思います。

さて、今日も実りある会話や実りある人と会えますように。

皮肉を込めて。