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有酸素運動は最後の切り札

以前の記事で有酸素運動と無酸素運動の違いについて説明しました。今日はダイエットで有酸素運動をやりすぎてはいけない理由をお話しします。


カードを一気に切ってはいけない

Instaのリール動画でカードを一気に切ってはいけない理由をお話ししました。3枚のカードとは

  • 食事制限

  • 筋トレ

  • 有酸素運動

ダイエットを進めていくと、体は今の摂取カロリーで足りるように省エネモードにします。つまり代謝の低下、結果として減量の停滞という現象が現れるのです。

最初から食事制限も厳しく、筋トレもして有酸素運動も長時間やっていると、停滞した時に切り札がない。結果としてダイエットが破綻してしまうという、過去に私がハマってしまったパターンになってしまいます。

筋肉を分解する有酸素運動

人は食べ物から摂取した糖分をエネルギー源として体を動かしますが、全部使い切ってしまうと死んでしまうので、少なくなってきた時に糖を作り出す機能を持っています。それが糖新生です。糖新生は脂肪から糖を作るパターンと筋肉を分解して糖を作る2パターンがあります。

筋トレをしたり空腹時間が長い状態だと、筋肉や肝臓に蓄えられている糖分が減った状態になります。その状態で有酸素運動を長時間すると筋肉を分解しやすくなってしまいます。

もちろん心拍数を上げることによって体脂肪をエネルギー化もしますが、人間のエネルギー代謝は非常に複雑であり、1つだけではなく複数のエネルギー源が同時に使われていきます。

アミノ酸を摂取しよう

貯蓄されている糖分が少なくなってきた際、血中アミノ酸濃度が高ければ、そのアミノ酸をエネルギー源として体を動かすことができます。有酸素運動が30分以上に及ぶ場合はBCAAやEAAといったアミノ酸を摂取しながら行うことをお勧めします。

個人的な体感ではアミノ酸を摂取した場合としなかった場合は、明らかにトレーニング終盤での疲労感、集中力に違いがあります。

飲みかけですが・・

バリン・ロイシン・イソロイシンの配合がメーカーによって違いますが、個人的には体幹にあまり大差がないと思います。なので、どのメーカーのものでもいいと思います。

筋トレ終了後すぐ20〜30分くらいで

トレーニングが続かないのはやることが多すぎて面倒になってしまうパターンなんです。

  • ウォーミングアップ有酸素10分

  • ストレッチ5分

  • 筋トレマシン7種目

  • 有酸素運動45分

  • ストレッチ10分

などがよく見受けるパターンですが、やることが多すぎます。時間も長い。もっとシンプルにすることが継続の秘訣なんです。

例えば

  • ウォームアップ有酸素5分

  • その日やる筋トレの種目のフォームチェックがてら動的ストレッチ

  • 筋トレ3種目各4、5セット

  • クールダウンがてら有酸素運動20分


フリーウェイトの方がはるかに体力使う・・・

ダイエット目的なら長くとも全部で1時間以内に終わらせるのが良いです。ダイエット中はほとんど筋肉が増えませんし、有酸素も長時間やって筋分解したり精神的にキツくなっては意味がないです。続けることが先決。

有酸素運動は最後まで取っておきましょう。減量期間を3ヶ月とするのなら、最初の2ヶ月は筋トレと食事管理だけで、最後の1ヶ月に有酸素運動を追加するイメージです。

有酸素運動は最も日常生活に近い運動なので、体が慣れていきやすいんですよ。特に日常的にたくさん歩く人、犬の散歩や立ち仕事の人などは有酸素運動に反応しやすい体とは言えません。効率の悪い運動を続けていると精神的に嫌になってきてしまいます。

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