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ずっと一緒にいてあげればよかったのに

「みゃーこ、どうして土の下に埋めちゃったの?
埋めなきゃ、カラダ動かなくても、ずっと一緒にいられたのに。」

昨日ちーぼーが涙を流しながら言った。
ちーぼーはみゃーこをお庭に埋めてお墓を作っているとき、
部屋の窓からみゃーこを埋めてる私たちの姿を見てた。

そういえば、先月ひいおじいちゃんが亡くなったときも、
最期だからお別れに行くよって言っても、
「行きたくない」って車に乗るまで1時間くらい時間がかかった。

死というものを、今すごく感じているのはちーぼーだったのかな。

二匹の子猫がうちにきても、
くうちゃんやねっちのように、頻回に見たり触ったりするわけでもなく、
いつものように遠くでゲームをしてたちーぼー。

かわいがり方も、愛情表現も違うけど、
ちーぼーはちーぼーで、しっかり猫たちを家族として迎えてたんだ。

みゃーこがいなくなったことを、
こんなに寂しく思ってたんだ。

「埋めちゃうなんてかわいそうだよ、
ずっと一緒にいてあげれば良かったのに。」

そう言ってポロポロ涙をたくさん流すちーぼー。
みゃーこの分も、僕は生きるよって言ってくれたちーぼー。

死に対する受け止め方、感じ方は人それぞれ違う。
ちーぼーは今どんな気持ちなんだろう。
しっかり感情を味わって、またちーぼーが話したくなったら
たくさん話したいな。

私の思っている
死ぬってことや生きるってことを言葉で伝えても、
なんか違うような気がして。

ただただ、泣いてるちーぼーを
しばらく抱っこした夜でした。

私はずっと、一緒にいるからね。



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