つるっと。恥ずかしい。
気温34度もあると、暑くてたまらない。
汗っかきではないけども、
熱で蒸されて、前頭部から汗が噴き出してくる感覚がよく分かるこの頃。
今日、
昼間につるっと素麺でも食べようかと思い、早速湯を沸かし始めた。
主人は三輪素麺派。私も(以前は揖保乃糸派だったけれど、今は同じ)三輪素麺派。二人とも無類の麵好き。とくに夏場に食べる素麺が好きなので麺の茹で時間、つゆ、ショウガの量や薬味ネギの細さなどにそれぞれうるさい。
素麺の長さは、三輪素麺も揖保乃糸もそれぞれ約19㎝で、この長さが本当に丁度いい。一本単位の細さが1,3㎜以下で(これが1,3㎜以上あると冷や麦)とくに、細ければ細いほど高級品となる。それに加え、年代物として製造から一年以上たったものを「ひねもの」、二年以上は「おおひね」とも言うらしい。(素麺の歴史は相当古いので、調べていくとNOTEの記事が書けなくなるからまた今度にしよう) そういえば、以前、桐箱に入った三輪素麺をいただいた時に主人が「茶箪笥の下に保管しておけ」と言って、そのまま一年以上大切にしまっていたな~、というのを思い出した。(今回は、スーパーで買ってきた袋入りの方を食べた)
ごちそうさまでした。
食事も終わって仕事に向かう支度中、素麺を食べてご機嫌な主人がいきなり
「アーメン、ソーメン、冷ソーメン」と楽し気に言った。
「なんじゃそりゃ? はは」
どこかで聞いたことはあるけど個人的に、ヤーレンソーレンで、
「ソーラン節」が頭にぽっと浮かんだ。
主人に、
「何か聞いたことあるけど、なんでアーメンからソーメンなんだろうね、やっぱシャレみたいなもんかな」と聞いてみる。
そうしたら、「そんなん知らん。こういうセリフが昔からあるんや」と言われた。
こんな便利な世の中、帰宅してからさっそくパソコンで「アーメンソーメン冷ソーメン」で調べてみたら、たくさん情報が出てきた。
んー、
キリスト教徒への冷やかし? からかいの言葉だったり、それとはまた反対に、感謝の言葉であったり。 色々。(そういえば、島原素麺もある)
個人的には、素麺が昔から愛されている証拠だなぁと思った。
「アーメンソーメンチャーシューメン」と子供の頃に言われ、悔しい思いをしたと記事に書かれていた方もいらっしゃったが、
私も大人になってから法事の時、違う宗派の親類に「な~もあぁみだ~ぁんぶ って何あれ!? 超ウケるっ」て大笑いこらえながら言われた記憶がある。
たしかにあの時には、妙に恥ずかしかったなぁ~とつるっと思い出した。
たいしたことないんですけどねぇ。
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