![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/101238547/rectangle_large_type_2_f9afe83e5a29ec557d09f6527ee4e565.png?width=1200)
映画館でバイトしていたとき、印象的だった3つのエピソード
わたしは高専在学中に就職先を見つけられず、家の近くにあった映画館でバイトを1年ほど勤めました。
社会でまともに働くことも、接客業もはじめてです。
最終的に時給が低くて辞めてしまったのですが、印象深いことがたくさんありました。
作品ガチ勢の存在
わたしが働いていた映画館は、商業施設の5階にありました。
お客さんは、エレベーターか階段でお越しになります。
魔法学校で活躍する少年の映画や、宇宙を舞台に繰り広げられるエピソードシリーズなどは人気がありました。
職場の先輩に、「人気作品の初日は大変だよ」と言われていましたが……。
いざ、人気映画の初日。
毎日、開館時間になると閉ざしていた階段のシャッターをオープンします。
それと同時に、ダダダダダダッと階段を駆け上がる足音が聞こえてきました。
映画ファンには、ガチ勢が存在します。
いい席を取りたい、お目当ての映画グッズを買いたいなどお客さんによってガチ目的は異なります。
さすがに、階段のシャッターが上がり切る前にシャッターの下をくぐってくるお客さんには驚きました!
映画館スタッフは、人気作品の上映初日に合わせ人員を増やします。
ガチ勢をもてなすため、スタッフ全力で構えていたのはいい思い出です。
毎回ホットコーヒーを頼む常連さん
映画館には、常連さんが多くいらっしゃいました。
働いていると、常連さんのことを覚えてくるんですよね。
とある常連の男性客は、映画チケットを買ったあとに必ずホットコーヒーを頼んでいました。
ですのでその方がチケットを買っている間に、売店ではすぐにホットコーヒーを入れられるようカップをセットして待っていたものです。
そのお客さんは、いつも上映開始ギリギリにチケットを買いにいらっしゃいました。
ときにはチケットを購入途中に売店に向かって、「ホットコーヒーお願い!」と叫んでくることもあり印象深かったです!
映写係とトランシーバーでやり取り
わたしはチケット販売や、グッズ・飲食物を販売する売店を担当していました。
映画館には、映画上映の準備を行う映写係もいます。
映写係との連絡は、トランシーバーでやり取りしていました。
映写係「◯番館の清掃終わりました、入場オッケーです」
わたし「了解しました」
といった具合です。
映写係には、語尾が特徴的な男性がいました。
「入場オッケーですコォ---」
トランシーバーから聞こえる言葉の最後に、コォ---っと呼吸音が!
チケットの先輩とわたしは、こっそりダースベーダーと呼んでよく真似をしていたのが懐かしいですw
わたしのおすすめ映画
映画館で働いたことは、わたしにとって貴重な体験になりました。
スタッフなら、顔パスで映画を観られることもうれしかったです。
最後にわたしのおすすめ映画を紹介します。
「ホリデイ」と、「プラダを着た悪魔」です。
2本とも、何度観ても面白いのでぜひ!
それでは、また明日。
もしよろしければ、サポートをお願いいたします。いただいたサポートは、カウンセラーとして活動する際に必要な、書籍・講演聴講費として使わせていただきます!