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カウンセリングを受けてみたよ。

現在のところ、人生で幾度目かのメンタルやられて療養中なんですが。
打たれ弱いにも程がある。
(経緯等はこちらの別記事にざっくり書いてます↓)

うつ病の初発から10年以上経ってようやく、カウンセリングというやつに手を出しました。(前から気になっていたけど、なかなか機会がなかった)

そもそもどこがいいとかさっぱりなので、大人しく主治医に「カウンセリング受けてみたいんですけど」と相談したところ、「ここの先生どうかしら」と紹介してもらいました。紹介というかなんというのか。
ただ、先生がですね、なぜか、
「ホームページとかあやしいけど、大丈夫だから」
を連発してたのが引っかかって、検索したら・・・
うん、確かにちょっとスピ入ってる感じで、めっちゃあやしげだな!!という感想を率直に抱きました。
先生、紹介するときの言葉として、それは正直が過ぎやしないか・・・
それでも紹介してくれるということは、きっといいところなんだろうけど、いやもう、なんというか。

しかし他にすがるものも特に見つからぬ現状、まずはそこに行くことを目標に決め、おかんにもLINEで報告したところ。
秒で電話が来て「ほんとに大丈夫なの、ここで!?」という、ある意味正しい反応をもらいました。
うん、わかるとも。わしも同じ立場なら同じ反応する。
どうにか、まずはここに行ってみることを了承してもらって(行くのはわしなのだが)、予約を・・・予約を・・・と思いながら半月くらい悩んでましたね・・・。いやもうマジでぱっと見あやしくって。大丈夫なのかと。

あんまり具体的にいうとアレすぎるんだけど、スピリチュアルに傾倒してる?売りにしてる?感じがホームページ(ブログ)からバンバン伝わってきて、うーん、この、ってなりましてな。
ある意味敷居が高い。予約までの心理的ハードルが高い高い。まあ料金もそれなりにするんですが!(※充分に一般的な範疇と思われる料金です)

どちらにせよ、まずはカウンセリングを受けてみないことには始まらないだろう、あかんかったら1回行くだけでいいか、って感じに考えて予約をぽちっと。
(ネット予約ができるのは正直ありがたかったです。電話割と苦手でして)
(※なお、ここのカウンセラーさんは電話やビデオ通話等での対応もやってくれているのが個人的には超ありがたい・・・万が一家から出られない精神状態でもお話できる・・・!)
散々悩んでた結果、心療内科の受診日と重なってしまって、微妙に大丈夫か!?なんて思ったけど結果的には大丈夫でした

洋室

(※いらすとやさんのイメージ画像でお送りしております)

例のホームページには詳しい場所が記載されてなかったので、届いたメールを確認しつつ当日に現地へ。
場所はふつーのマンション(たぶんちょっと、いやかなりお高い)の一室でした。
ホームページのお写真も実際のお部屋もリゾートホテルかな?って雰囲気のコンセプトぽく、リラックスしやすい感じ。(人によるとは思うけども。わしは貧乏人気質なんで、逆に最初は落ち着かなかったが)
ハーブティーなどというオシャレなものを飲みながら、カウンセラーさんと対面で色々な話をする感じだった。
(そもそもこちらが「まずは何を話したらいいかわからない」状態なので、最初はいろいろと質問してもらって、それに対して話をしていく感じになりました)

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実際にカウンセリングを受けてみて思ったこと。
「なるほど、人と話をすることがストレス解消になるっていうのは、こういう感じだったのか」という気付きを得ました。いや、基本的に人と話をするときって聞く側が多いもんで。じっくり話を聞いてもらうという経験が圧倒的に少ないんですわ。(別に聞き役が嫌とかいうわけではなく、むしろ聞きたい側です)
オタクやってるから推しの話とかは普通にするけども、それが数少ない「聞いてもらえる」という部分です。出会ってまもないオタ友たちには結構聞いてもらってるけどもな・・・
他の人にはそうそう話は聞いてもらえないんじゃよ・・・特に身内にはな。

あと、「まぁわしのことはどうでもいいっしょ、後回し」という認識だったことを改めて自覚した。うん、一応自覚はしていたんだけども。
基本的に「何に関しても、己の優先順位は一番低いもの」ということが根幹にあるもので。どうしてこうなったんだろうなぁ。まー原因は一つじゃないんだろうけども。・・・主に環境と誤学習の悪魔合体だとは思う。
おそらくは「自分が損をすれば周りは丸く収まる」ってことを、幼い頃に誤学習してしまったんだと思われる。そういう要因だらけだったものな。

カウンセラーの方とちょっとお話をするだけで、初っ端からぼろっぼろ泣いた。別につらい話をしてるわけじゃない(中にはつらい話もあるが)。
ただ、聴いてもらえるというだけで安心したんだと思う。
頭で考えてはいても、きちんとした言葉になって出てくるまでいつも時間がかかっていて、そのせいか話は最後まであまり聞いてもらえることがなかったから。周りの人は皆、自分よりも機転が利いて要領もいいから、自分が話をする前に周囲の話題はさっさと先へ進んでしまうし、わしは元々トロいからそれらに追いつけない。
それでも「お話、わかりやすいですよ」と言われて、とてもうれしかった。
ただそれだけで、すごくうれしかったんだ。

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しかし毎回カウンセリングの前後におかんから連絡がくるんですが、その都度何かしら余計なひと言が多い。

先日、ちょうどわしの誕生日だったんですが、「おめでとう」の次には「・・・なんか言うことないの?」ときたもんだ。
もちろんこちらからは「ありがとう」と返答あった上で、です。
わしは母曰く「察しが悪い」ので、さっぱりわかりませんというていで電話を切りました。
まーおそらくは「産んでくれてありがとう」的な言葉を期待したんだと思うんですけど。わしの推測はきっと外れてますよね、母曰く「あんたは空気が読めない」んですから。
そもそもその言葉は絶対言いたくない言葉の一つだ。産まれたくなどなかったよ。「なぜ産んだ」と正面からなじらなかっただけ、まだわしは空気読んでると思うの

・・・とまぁ、こんな具合にいつもながら余計なひと言が多いんだよなぁ、おかん。
長年の経験則から、そういう人間だってわかっていても腹は立つ。
何が悲しゅうて、己の誕生日の午前中からそんな会話をせにゃならんのか。
先にツイッターでフォロワーさんからのお祝いリプを頂いてなかったら立ち直れなかったわ、こんなん。

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まだ当面はカウンセリングに通う感じになりそうですわー、これは。
復帰が先か、お財布の中身が尽きるのが先か、微妙に悩ましいところ。

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