無題のプレゼンテーション-2

ARと私たち(1)

アマンダです。(__amanda8__
遅ればせながら、noteデビューしちゃいました。2本立てでお送りいたします。

今回は、利便性の高いARデバイス(ARっぽいデバイスも含む)ついてお話しようと思います。*Oculus, Varjo, Magic Leap, パナソニックのVRグラスといった"ゴーグル型"やコード付きのデバイスは端折ります。

ARはエンタメ要素としての期待が高いですが、人々の日常生活の中に自然とARが混在して、人々の生活をより豊かにできるという角度から私はAR推しです。早速本題へHere we go!

ヘッドアップディスプレイ(HUD)

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以前、旅行中に乗車した車のフロントガラスに"車両情報"が浮かび上がっていました。停車中のものを載せているので、利便性が伝わりにくいかもしれませんが、運転者にとって安全性がかなり高いモノだと思っています。

視線を大きくズラさなくとも、ただ運転する方向を向いているだけで運転に必要な情報を得ることができるのです。(そう、ヘッドアップディスプレイだからね) この道路は制限速度60kmだとか、もうすぐ一時停止だとか、車線数だとか、全部フロントガラスに映してくれるのが本当に本当に本当に本当に本当に便利でした。

助手席からはフロントガラスに浮かび上がる情報は見えないので、ナビなんてみてないぜ〜という感じで運転できちゃうのもかっこいい(物理的にただ見ることができないだけですが) 後付けができるヘッドアップディスプレイもあるので、気になる方は是非探してみてください。

MIRROR(スマートミラー)

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ミラーの中にトレーナーが現れ、自分の身体を見ながらトレーニングやヨガ,ストレッチを行うことができます。スピーカも搭載していて、鏡の中のトレーナーさんが息切れしながらも指導してくれます。お値段は$1500。

スマートミラー市場では、試着ができたり、メイクが試せたり、ミラーでネットができたり、車用にスマートミラードラレコだったり、様々なアイデアが生み出されつつあります。

Focals by North(スマートグラス)

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一見普通のメガネで、テンプル部分が少し厚めなこちら。レンズ部分に受信したテキストや今日のタスク、天気などなどを表示することができます。また、指に専用のリングをはめて操作したり、音声入力ができます。個人的には一番実用に近いものなのではないかなーと思います。

しかし、体験者によっては浮き上がる文字が邪魔に思える時がある」「音声入力でテキストを送信すると自動的に"Focals by North"が文頭につくので、受取手によってはイタズラと思う人がいる」「メガネを外してリング装着のみで運動しても、リングだけでは運動量が計算されないなど、まだまだ改善点がありそうです。初期モデルのお値段は$600。2020年には新モデルが出るので試してみたいです。

Apple

2022年もしくは2023年に、AppleからARグラスが発売予定です。Appleさんですから、そりゃもう祭りになるんだろうなぁと今から楽しみです。一気にARが普及する年になるのだろうかと思うと待ちきれないです。リンゴマークのついたARグラスがどんな名前になるのかも期待です。Air Glass, Apple Glass...

Bose Frames

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2019年にCESへ参加させていただいた際に購入したBose Frames。一見サングラスに見えるのですが、テンプル部分にスピーカーがついています。なので外の音が聞こえつつ、音楽も聴くことができます。尚、Siri対応。日本では昨年秋よりBose Framesの発売が開始されました。

同年のSXSWのBOSEブースでは、何か情報を知りたい建物の目の前に立って、サングラスの横を2回タップすると、Yelpの情報を基に目の前にあるレストランの評価だとか価格帯だとか営業時間を知らせてくれたりもしました。冷静に、メガネをポンポンッとするだけで目の前にあるモノの情報を教えてくれるって凄くないですか。。他にも音楽の中に入り込み、歩きながらそれぞれの音に近づいていく体験もありました(語彙力)

Spectacles

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Louis Vuittonの店舗にSnapchatのQRコードが設置されていたり、LVロゴのフィルターを開発したり、SpectaclesとGUCCIがコラボしたり、なんだか他の会社とは一味違うな〜のSnap。Zenlyを買収したことでユーザーの位置情報を徹底的に吸い上げることができるようになった為、今後の動きも期待です。

また、SnapはARフィルターがこの世にウンと広まるきっかけを毎度生み出しています。犬耳になって舌がベロンと出るフィルターや、リアルベイビーフェイスになるフィルターなど、記憶にある方も多いのではないでしょうか。

Spectaclesは、自分が見ている目線(POV)を人と共有ができます。3Dエフェクトを加えることもできますが、後からエフェクトを付け加える点や最高60秒までしか撮れない点、料金が高い点に関してはマイナス評価が大きいです。近年、Vlogが増えていることを踏まえ、Spectaclesより安く買えて使いやすいInsta360 GOやGo Proの方がええやん、という声が上がっているのも事実です。AR関係無しに言えば、Osmo Pocketの手を使わなくていい版が勝者の鍵になりそうです。

Nreal Light

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フレームがとてもKDDIカラー!ビックリするほどKDDIカラー!偶然かもしれないけど!こちらのMRグラスは中国の企業NrealとKDDIが戦略的パートナーシップを組み、国内普及させる共同プロジェクトを行っています。今年、2020年の春に発売予定です。しかし、Andoroidネイティブ、、

スマホと連携して使うので、頭脳部分が搭載されておらずスタイリッシュに完成しました。また、給電もスマホから可能です。コンセプトとしては、普段使いができる「メガネ」なので、映画をみることや、ゲームをすること、目の前にある物の情報を表示させることができるとのこと。

また、East Venturesの投資先であるGraffity株式会社は、Nreal Lightの公式エバンジェリストプログラム「Nreal Developer Evangelist Program」に採択されています。

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次号へ続くのである。。。
調べ始めると思ったよりもデバイスがたくさんあるのです。。。AR沼だ。。。

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