突然自由になった恐怖

こんばんは。
HSP気質で自分を生きるアマンダでございます。

さて、2019年2月に主人の両親との同居を辞め、その半年後に「安定企業」と言われた勤め先を辞めたワタクシなのですが、

これらの事態は、わたしがずーーーーーーーーっと欲しかった「自由」を手にしたきっかけでした。
これから薔薇色の人生が始まる!と意気揚々と浮かれていたのですが、、、
悶えるような恐怖感に襲われました。その恐怖について解説いたします

【恐怖その1 収入がない】
会社を辞めたわたしにはもちろん、収入がありません。そして、同居をやめたというのも円満解消ではなく、ローンは払い続けながら別の場所に住むというものなので、支出が増えているのに収入なし。
身の危険を感じて同居先を出たものの、自分の無計画さや貯金額の少なさによる管理能力の低さに憤りを感じ、そして預金残高が減っていくことに恐怖し、毎日自分を責め続けました。


【恐怖その2 やりたいことがない】
収入がなくなりオロオロしながらも、フリーのデザイナーとして仕事を受注することにしました。事業主の方から交流会に招待いただき、とある交流会に毎月参加をしているのですが、デザインも交流会も「楽しい」けども「天命のような仕事」ではないような感じがしました。「楽しそうだからやってみよう」という気持ちではじめるからこそ、「お金をもらうこと」に抵抗が生じ破格の値段で請負ったり、値引きを平気で行っていました。
お金を稼がなくてはならない状態なのに、自分の「楽しい!」という気持ちを優先してしまい、儲からない日々に自己嫌悪になりました。
なぜやりたいことがないのか、それはわたしの一番欲しかった「自由」が手に入ってしまったからこそ、何かを手に入れるために動く動機がないのです。動かない自分に対してますます貧しくなっていくのではないか、という恐怖でますます苦しくなりました。

【恐怖その3 「正しさ」は自分で決めなくてはならない】
今までは、「家族間でトラブルを起こさないことこそ、同居嫁の正しさ」、「正社員は就業規則とコンプライアンスの遵守」といった「正しさ」を誰かが決めてくれていました。その決められた「正しさ」がいやで逃げ出したにもかかわらず、いざ自分で決める際には「これって正しいのかな?やっていいのかな?」といった思考迷宮に陥るようになってしまいました。
「自分で決めなきゃいけないのに、間違っていたらどうしよう…」というのが一時期のわたしの口癖でした。自分で決めるというのは、自分で責任を負うということ。わたしは責任を背負うことが怖くてたまりませんでした。

せっかく自由を手に入れたのに、わたしの心は恐怖と不安でいっぱいでした。それなのに手に入れた自由に満足してしまい、状況改善のための原動力がありませんでした。
さて、これらの恐怖はHSPの方でも起こり得ることだと思いますが、なぜこのような恐怖を感じる羽目になったのか。
それを次回の投稿で解説いたします!


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