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台湾のヤンキーは寺に行く。

せっかく台湾に留学しているので、台湾ついて個人的に面白いと思ったことをシェアしたい。私はその国がどういう社会を形成しているのか、すごく興味があるのだ。だから、社会の中に存在するヤンキーという人々にも興味がある。私は、ヤンキーの集団に混ぜてもらえるような人間ではないし、一度も関わったことがないから、さらに興味深い。この記事のソースは台湾人の友達やクラスメイトだ。(だから100%正しくはないかも)

台湾ヤンキーの正体


端的に言うと、彼らは素行の悪い中高生の集まりだ。
彼らは「八家將」と表される。発音をカタカナにすると「バージャーチョウ」だ。(中国語の発音をカタカナで書くのはあまり好きじゃないけれど…)「8+9」と表すこともあり、これは台湾語の語呂合わせになっている。この言葉は元々、台湾の伝統的な行事を行う人のことを指すが、この行事に参加する人たちは素行がよくない学生であることが多いと考えられているので、彼らは「八家將」と呼ばれる。

台湾ヤンキーの服装


彼らは同じような格好をしている。(これも個人的に面白いと思う)
・髪の毛はソフトモヒカンに整える
・黒い服を着る
・腕や足、背中などにタトゥーを入れる

台湾ヤンキーの生活

彼らは夜中にバイクを改造して大きな音を立てて乗り回したり、お寺で集まっていたりするそうだ。さらに、驚いたことにお寺のお祭りで被り物をかぶって街を練り歩く役割を引き受け、お祭りに参加したりするそうだ。この辺りを聞いて、熱狂的に騒いだり、アドレナリンがドバドバ出るようなことが好きなのかもしれないと思った。
そして、彼らは朝はどうしているのか?と友達に聞くと、わからないといっていた。もしかしたら…もしかしなくても昼夜逆転型かもしれない。

さらに、彼らの人生設計も特殊である。私の友達曰く、「あんなにイタい恰好をしているのに、なぜか絶対彼女がいる」そうで、彼らはパートナーを作り、若い時に結婚したり、子供を産んだりした後、離婚するそうだ。

個人的に面白いと思った点

これはタイトルにもある通り、台湾のヤンキーが寺で集まることだ。彼らは日本のヤンキーのようにコンビニの前の駐車場で集まるわけではない。「寺という神聖な場所×社会的に悪いことをしている認識があるヤンキー」の組み合わせが対比的で面白いと思った。
…今、思ったのだが、日本のヤンキーは神社に集合するのだろうか。有識者の方、教えてくださいませんか。

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