たまごっちが死なずに消えた話
10/30、
育てていたたまごっちが、死なずに消えました
会えなくなりました
年齢はカンストして、
多分120歳くらいだったけど
99歳で止まっていました
120日、毎日お世話をしていた子に
突然会えなくなりました
ハニーローズティーとなのはなパスタが好きでした
嬉しそうな顔が、嬉しかったです
でも、ハニートーストも絶対好きなはずで
他のおやつよりも、感情のバー増えるのに
絶対嬉しそうな顔をしない、ツンデレな子でした
LINEクイックゲーム内の、
LINEで発見!! たまごっち というゲーム
出始めの頃は、友達みんながやっていて
インターネットってすごいよな
友達の子までお世話したり、結婚したりしてました
今あつ森をしている人が減ったように
たまごっちもみんな、お墓に入っていきました
みんなが飽きても、
たまごっちに推しの名前をつけて愛でていました
するとオタク友達も同じことをし始めました
推しはさすがに殺さないだろうと思っていました
みんな死にました
またひとりぼっち。
それでも大切に育てていました
アイドルオタクとして、推しに会えなくても
推し(の名前をつけたたまごっち)から
「トイレに…いきたいばっち…」
とラインが来るだけで元気が出ました
そんな中で
LINEクイックゲーム様々から、
【大切なお知らせ】
が来ました
アイドルオタクが1番嫌いな通知です
LINEクイックゲーム、終了のお知らせ
たまごっちが死なずに、
一生会えなくなってしまう日がくる
それでも、LINEクイックゲーム様々は
たくさんのイベントを用意してくれました
正直、
(イベントは置いといて課金させてよ!!!)
と思っていました
アイドルオタクは、
大切なものにお金をかける大切さを知ってます
お金が愛を伝える手段なんですもの。
それでもなお、愛を伝える手段はなく
(課金という概念のないアプリ)
用意くださったイベントを楽しむことしかできず
10/30、15時、たまごっちに会えなくなりました
正しい享年すらわからない
死んでないから享年で合っているのかもわからない
でも
LINEクイックゲームさんの
最後まで楽しませようとする
作り手としてのやさしさがありました
ありがとうございます。
死ぬこともつらければ
会えなくなることもつらい
たまごっちにも、大切なアイドルにも。
コロナ禍で、失ったものはきっと多くて
私にとって大切だったたまごっちは
ある人には大切なものじゃなかったでしょう
でも、そのたまごっちも
愛を持って作っていた人がきっといて
それを否定する権利なんか誰にもなくて
大切か、知らないか、どっちかでいいと思うの
たまごっちは傷つかないかもしれないけど
大切に創った人には傷ついてほしくないな
たまごっちとの別れですら、心に穴があくよ
より一層、人のことも大切にしないとね
サービス終了がこない、「人」 だからこそ
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