いつもの休日と、ちひろさん。
コインランドリーに行った。
もふもふの毛布たちを洗って、乾燥機にかけて、もふもふしてから、たたんだ。
暖かくなったかなと思ったら、まだ寒い。
もう少しもふもふにお世話になります。
身の回りも整理しているところ。
食器を全出しして、仕分けして、取り出しやすくしてみたり、クローゼットの中の配置を変えてみたり、ついでにくたくたになったものたちも手放してみたり。書類の取捨選択をして、シュレッダー祭りをしてみたり…
暮らしのアップデートとは言ったものだが、少しずつ確実にお気に入りのものに囲まれた部屋になってきている。
何度も言っているが、わたしはミニマリストにはなれない。
ただ、ミニマリストの感覚には学ぶものがある。
うまいことバランスを取りながらわたしなりの過ごしやすい部屋にしていきたい。
でも服が好きで、少なくできないことも許してあげたい笑
強いて言えば早く春服を着たい笑
そんなわけで、目指せすっきり空間はこれからも続いていく。
さて。話は変わりましてちひろさん。
Netflixでおすすめにずっとでてきてたんだけど、こないだふと、ポチッとして観た。
あらすじはめんどくさいからここには書かないけど、久しぶりに観てよかったと思える映画だった。
ちひろさんは、オープンで気さくでいてしっかりものを言えるように見えて、実はいろいろ抱えているらしい。
それでも彼女に集まってくる人がいて、それは子どもから年老いた人まで幅広いし、個性的。
ホームレスのおじいちゃんをほっとけなくて、お弁当をあげるどころか、お風呂で体を洗ってあげるほどの尽くしよう。
一番共感したのは、オカジってあだ名の子。本名と全然ちがうあだ名の由来はなんで?作中で言ってたっけ?覚えてなくてごめんなさい苦笑
彼女は高校生で、ごくごく普通の家庭の子。
頭のいい父親、料理がすこぶる得意で完璧な母親、歳の離れた妹がいて、周りの友達にも恵まれている。
でも、家での食事シーンの空気感が伝わってきてすぐわかった。
息の詰まる家なんだね。
モラハラ気味の父親と、そのストレスを娘たち、特に姉であるオカジにぶつける母親、子どもの気持ちがわからないのにわかったふりして押し付ける両親…それを受け取らなきゃいけない娘、YESと言わないと進まない沈黙…
美味しいはずのごはんの味がしない。
味を感じられない。
そんな彼女が、ちひろさんに惹かれるに決まってるし、自由でのびのびできるところが居心地がいいはずだし、高校生で居場所を見つけられたことに、すこしうらやましさを感じた。
ちひろさんも、オカジの気持ちがわかるから、オカジはなおさら彼女といると居心地いいんだろうなと。
そんなちひろさんの過去はそこまで語られないけども、きっと、ひとり辛い日々を過ごすことが多かったのだと察する。
お話の中で、わたしたちは人間って箱に入った宇宙人だから、分かり合えないのは当然っていう言葉がある。
分かり合えないけど分かろうとすること、分かってもらおうとすること、それに感情が揺さぶられるのが人間なんだと思う。
ただ、ちひろさんが出会った人たちのように、この人は同じ星から来たんだと、この人なら分かり合えるって思える人がひとりでもいれば、それはそれでいいのだと、出会えたちひろさんは幸せなんだと、そう思う。
エンドロールの音楽でまたぶわーって胸にきて、最後まで観ようと思って聴いてたら、途中で主題歌がくるりだって気づく。
え?っていうか岸田さんの声じゃん!
歌い方変わった?
ってファンらしからぬ無礼をぶちかましました…ごめんなさい。
愛の太陽は、今までの曲とはまた違うイントロで、わたしのだいすきな変拍子で、そして歌詞も沁みるわで、早速ヘビロテで、こ、これは、生で聴きたい!と思って即ライブのチケットを予約した笑
すきな映画の主題歌をくるりがやっていることが多いからもっとすきになる。これからも聴き続ける。
有村架純ちゃんの作品を、最近よく観る。
僕のお姉ちゃんだっけ?林遣都くんが出てたやつ。あのドラマをきっかけに、観るようになった。
彼女の笑顔は素敵だ。
全てを包み込むようで、素敵。
この作品でもいろんな表情をしてるけど、笑ってる顔が一番いいね。そしてスタイルよくてうらやましいね!
感想を観ると、いろんな意見があるみたいだけど、いいじゃない、わたしはすきですよ。
とまぁ、いろいろ語ったし脱線したけど笑、
とてもいい時間を過ごせた土曜日の夜だった。
おやすみなさい。