見出し画像

元異星生物学者アマモの航海記録#2【Starfield/プレイ日誌】

コンステレーションへアーティファクトを届けるため、ニューアトランティスに向けて出発した私だったが、バレットが持ち込んだ厄介事は終わっていなかった。
惑星から出たところで紅の艦隊の宇宙船が3隻待ち構えており、奇襲を受ける羽目になった。宇宙船でのドックファイトなど微塵も経験したことなかったが、支援ロボの「ヴァスコ」のサポートによりこれを切り抜けた。
かなりあっさりとした戦いだった。自分にパイロットのセンスがあるのかと思ってしまうほどに。だが過信は禁物だ。今回は相手が良かっただけで、どうして自分が新しい人生を歩んでいるのか忘れてはならない。

片が付いたところで、ヴァスコが今後のリスクも考えて敵グループの船長に対し、こちらから打って出るべきだと提案してきた。確かに一理ある。正直このレベルの相手なら大した問題ではないと思うが、数で押し切られたり、もっと巧妙な奇襲をかけてくるかもしれない。
私はヴァスコが特定した相手の根城に攻め込むことにした。

敵の拠点は衛星クリートにある「クリート研究所」らしい。
近くに着陸して近づいてみたが研究所の外に見張りはいなかった。拠点の警戒をしないなんてその程度なのかと思いつつ、堂々と正面の入り口から入る。その辺に置いてある物資を漁りながら進んでいくと、やがて海賊たちの声が聞こえてきた。一応侵入者は全て殺すように指示が出ているようだ。
つまりはまた戦闘になる。
前回は奇襲を受けたが今回はこちらが仕掛ける番だ。
途中で拾ったサブマシンガンのマガジンとセーフティを確認し、部屋へ突入する。相手は“カモが来たぞ”などと言いながら応戦してきたがまたしてもあっさりと倒してしまった。戦闘経験などないのだが…もしかしたら異星生物のDNAによって運動機能が向上したせいかもしれない、などと思いながら“冷たくなりつつあるもの”のポケットを漁る。
そんなこんなで自分のポケットを膨らませながら進んでいると1台のPCを見つけた。

中のデータを見てみると、どうやらこの研究所では“ゼノウォーフェア”という異星生物を人為的にコントロールし、兵器として活用する技術の研究が行われていたらしい。とても興味深い。
だがそれと同時にこの研究所が廃墟になっている理由も判明した。ゼノウォーフェア技術の被検体である「テラーモーフ」が制御不能になり、研究者たちに襲い掛かったようだ。ゼノウォーフェア技術についてもっと知りたかったのだが、研究者たちは死んでしまい、これ以上のデータも見つからない。非常に残念である。

私はPCから離れるとともに好奇心にも蓋をし、本来の目的へと目を向ける。
研究所の奥へと進むと梯子を見つけた。屋上に出られるようだ。中は調べまわったので敵の船長がいるとすればここだろう。
梯子を上り屋上に出ると、案の定そこに目的の人物がいた。

彼らは私がバレットからもらった宇宙船「フロンティア」にお宝があると思っているらしい。そしてそれをよこせと言ってきた。
しかしそんなものはないので説得を試みたが聞く耳を持ってはいなかった。仕方ないので力で解決した。

ようやくニューアトランティスに行ける、と一息つきながら貨物室に拾ってきたものを入れ、クリートをあとにした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?