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小説の暗唱で、読書がもっと楽しくなった。

最近、小説の暗唱を始めました。

暗唱といっても、無理に頭に詰め込むようなやり方ではなくて、1冊の本を何度も何度も繰り返し、声に出して音読をしています。最近、寝る前のルーティンになりました。

同じ個所を何回も読んでみると、思わぬ発見があったりします。こんな言葉書いてあったかなぁと気づいたり、別のページに出てくる言葉とつながりがあることに気づいたり、話の内容というよりも著者が選んだ言葉が気になるようになります。

1回目と10回目では、また違う発見をすることができるのが醍醐味です。

まだ始めたばかりですが、読んでいるうちに、冒頭の数行ぐらいは頭に入れることができました。

本に書かれている文章を覚えてしまうと、本が無くても本を読むことができます。外を歩いている時でも、好きな文章を味わうことができます。

この遊びが、どれくらい継続できるかは分かりませんが、とりあえず今は楽しいのでやっていきます!!

何を読んでいらかと言うと、前にも話しましたが、小川洋子さんの『密やかな結晶』を何度も何度も声に出して読んでいます。個人的には、冒頭の文章がたまらなく好きです。

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