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超短編小説|一億円のマッチ

今日のショートショートはかなり短いです。ツイッター用に、140字以内で書いた物です。ご覧あれ!!

「あぁぁ。買わなきゃよかった」

 男の手のひらには、一億円のマッチがあった。見た目は、普通の物と大差はなかった。少し大きいくらいだ。

 あの男は、別の男からこのマッチを買ったらしい。そして、別の男もまた、さらに別の男から買ったらしい。

 この男はついに、彼から一億円のマッチを買う。

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