超短編小説|『朝のルーティン』
目を覚ますと、伸びをしてカーテンを開ける。窓から朝日が差し込んでくる。朝日を浴びながら、軽く水を飲む。シャワーを浴びる。これが、僕の毎朝のルーティーンだ。
シャワーを終えて出てくると、棚から透明な瓶のキャニスターを手に取る。そこからお気に入りの豆を取り出して、豆を計る。手動のコーヒーミルで豆を挽いていく。もちろんこのときに、フレンチプレスにお湯を注いで温めておくことも忘れてはいけない。
コーヒーミルを左手で持って、右手でハンドルをぐるぐると回しながら、コーヒー豆を少