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【宇宙✕心理学ラボ】幸せには、上も下もないという話

昨日、今日と、長野県の茅野&諏訪に行っておりました。諏訪のホテルに泊まって温泉に入りながら思ったこと。それは記事のタイトル通り、幸せには上も下もないんだなぁ。ということでした。

アマンリゾートVS諏訪の古びたホテル。
どっちの幸せ度が上なのか

私は少し前まで、「世界中のアマンリゾートを泊まり歩ける人になりたい!」と思っていました。(ご存知ない方のために補足すると、アマンは最高のホスピタリティで世界中のセレブから愛されるリゾートブランドです)。

今の私の財力では、アマンリゾートなぞ、頑張っても数年に1度行けるかどうか……。

専用リムジンでの送迎、山盛りのウェルカムフルーツ、広大なインフィニティプール、パラソルがついたカクテル、天蓋付きのベッド……。ああ、考えただけでもため息が出ます。

あんなリゾートに好きなときに泊まれたら、めちゃくちゃ幸せだろうなぁ。いつかそうなりたいなぁ。なんて思っていました。

一方、昨日私が泊まったホテルは、1泊朝食8,000円台。諏訪湖を見下ろする場らしい立地にはありますが、いかんせん築年数が古く、リゾート感は一切ありません。

お部屋は15㎡のシングルルーム。壁も家具もかなり年季が入っており、お風呂も狭いユニットバス……。私はちょっと寂しい気持ちになりながら、浴衣に着替え、大浴場に向かいました。

やはり思ったとおりお風呂もそれなりに年季が入っていますが、気を取り直して露天風呂につかり、ほっと一息。ゆったりとお湯に浮いていると、だんだんいい気分になってきました。

そして、湯船から夜の諏訪湖を眺めつつ、こう思ったのです。「ああ、こうやってぼーっと温泉に浸かっていられるこの瞬間って、最高に幸せだなぁ」と。

次の瞬間、こうも思いました。

「あれ? この幸せと、アマンリゾートに泊まったときの幸せって、何か違うんだっけ……。どっちもただゆるんで、はーっ気持ちいいいいってなって、

……は! アマンで感じる幸せと、今感じてる幸せってもしかしたら…体感的には一緒なんじゃない???

「思考で捉える幸せ」と
「体感で捉える幸せ」

いや、もちろん、思考で捉えれば、いろいろ違いはありますよ。ラグジュアリー感とか、特別感とか笑

でもそれって、あくまで思考であって、
「身体で感じる幸せ、体感」という意味では、実はどっちも変わらないんじゃないかなって思ったのです。

前にも書きましたが、私は自分の幸せを
「何の不安もなく、ゆるんでいる状態」と定義しています。
これは、体感で捉える幸せです。
全身の力が抜けて、はー。と「無」になっている状態です。

この、体感という意味でいくと、アマンが上、8,000円のホテルが下、ということはなく、どっちも同じ「幸せ」なんだよなぁ。と思ったのです

そんな風に想えたら、最強ですよね。ドバイの最高級リゾートでも、近所の銭湯でも、どっちも「幸せ」なわけですから。

はい。んなわけないだろ!と言うツッコミがあることも、重々承知しております笑

でも、幸せには「思考で捉える幸せ」と、「体感で捉える幸せ」の2つがあって、後者の方はわりと普通に手に入るんだということを知っておくことは、大切なんじゃないかな、と思うのです。

今あまり幸せを感じられていないのだとしたら、実は「思考で捉える幸せ」に囚われ過ぎているのかも知れません。

「お気に入りのニットの着心地、サイコー! この肌触りたまらん!」とか
「布団にくるまってるこの瞬間、めちゃ緩む」とか

「体感で捉える幸せ」に目を向ければ、幸せを感じられる瞬間がもっともっと増えるかも知れませんよ。

よろしければ、ぜひ試してみてください。






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