傷つくなら、それは愛ではないかも知れない
誰かを愛するとき。この人のために何かしてあげたい。と思うこと、たくさんありますよね。
彼に喜んで欲しい。彼女に喜んで欲しい。
でも、もし自分がしてあげたことに相手が喜んでくれなかったとしたら、どうでしょう。
もしもここで傷つくなら、それは、相手にあげたいと言いつつ、実は相手から何かをもらおうとしているのかも知れません。
これをしてあげるから、優しくしてほしい。これをあげるから、喜ぶという反応がほしい。
「してあげたい」。という行動の裏に、実は「してほしい」。が隠れていたりするんですよね。
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この、「してあげる」に隠れた「してほしい」エネルギー、私もだしまくってました笑
以前付き合ってた人に料理を作ってあげたとき、ありがとうの言葉がないと、密かに機嫌を悪くしていたのです。
ご飯を作ってあげる。の陰に、美味しいっていう賞賛の言葉がほしいという、ニーズが隠れていたのだと、いまならわかります。
あげようとする姿勢でもらおうとする。
この矛盾するエネルギーって、不思議なことに、相手にも伝わるんですよね。だから何となく嫌な感じがしたり、奪われる感じがして、相手も素直にお礼を言えなくなったりします。
恋愛ではつい相手の行動や反応を期待してしまいがちですが、相手はあくまで別人格ですから、なかなか自分の思い通りに動いてはくれないものです。
相手への期待を手放して、ただ愛することができたら、その方が自分も幸せなのかも知れません。
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「傷つくならば、それは愛ではない」
これは、私が敬愛する、ビジョン心理学の創始者、チャック スペザーノ氏の著作のタイトルですが、本当にその通りだなと思うのです。
誰かを愛して、傷ついた。そんなときは、自分が相手から何をもらおうとしていたのかを、考えてみると良いかも知れません。
不足感を相手に満たしてもらおうと思うと、なかなかうまくいかないものです。
案外、相手からもらいたいものは、自分が自分にあげていないもの。あげられるものだったりもするんですよね。
はい。ここでも自分軸です。相手に満たしてもらいたい何かがあるなとわかったら、まずは自分とじっくり会話してみてください。
もっと褒めて欲しい自分。
認めて欲しい自分。
大切にして欲しい自分。
そんな自分を見つけたら、まずあなた自身が、自分を褒めて、認めて、大切にしてあげてくださいね。
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