「音信不通」で悩むのはやめよう
うまくいっていたはずの彼・彼女と、急に連絡が取れなくなってしまった。何度LINEをしても、既読スルーされてしまう。そんな突然の音信不通に悩んでいる人も少なくないと思います。
私自身も、幾度となく音信不通の憂き目に合って来ました。そのたびに大きなショックを受け、「でも、もう少し待ったら連絡が来るかも知れない」と、スマホをじっと見つめる日々を送ったものです笑
こんなとき、「あの時のあの言葉がいけなかったのかな」。「あの態度がいけなかったのかな」、「LINEを送り過ぎたのがいけなかったのかな」、と、いろいろ考えてしまいますよね。嫌われたのか、単に忙しいだけなのかもわからないですから、不安は募るばかり。相手に聞こうにも連絡がつかないので、ひとり悶々と時を過ごすしかありません。
ときにはネットの知恵袋などをのぞいて、「音信不通にする人は脈なしです」というコメントに、ずーんと落ち込んだり(経験談です)。でも、本当は、いくらネットを探しても、そこに答えはないんですよね。恋愛模様なんて、人それぞれですから。
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ここで提案です。
深ーく深呼吸をして。彼の気持ちをぐるぐる考え続けるのも、ネットで答えを探すのも、いったん止めてみませんか? そして、自分を責めるのも、音信不通の相手を責めるのも、やめてみて欲しいのです。
以前の記事にも書きましたが、恋愛においては基本的に、加害者も被害者も存在しません。(結婚詐欺など犯罪は横に置いておきましょう)。自分が被害者になってしまうから、相手が加害者になってしまうだけなのです。
「〇〇された」。と思ってしまうと、自分が被害者になってしまいますが、現象は常にフラットです。「彼・彼女から返事が来ない」ということだけが事実で、そこにどんな意味を付けるかは、自分次第なのです。
人によっては、
「ああ、忙しいのかな」
「携帯落としたのかな」
「病気で倒れてたらどうしよう」
と思う話かも知れません。
なのになぜ、「私」は、嫌われた、と思って自分を責めてしまうのか。不安になってしまうのか。「彼(彼女)軸」ではなく「自分軸」に引き戻して、自分の心の声を聞いてみて欲しいのです。
そうすると、
「一緒にいても安心感を感じられていなかったな」とか「自分のことを好きでいてくれるのか、不安だったな」とか「自分に自信がなかったな」とかさまざまな想いが浮かんでくると思います。その想いを丁寧に感じることに、まず専念してみてください。そう。注力する先を、相手から自分に引き戻すのです。思いつくまま、ノートなどに書き出してみても良いかも知れませんし、気心の知れた友達に聞いてもらうのも良いと思います。
こうして意識を自分に戻したうえで、
「じゃあ、私はどうしたいのか」を、改めて考えてみましょう。毎回同じことを繰り返し言いますが、あくまで、主語は「私」です。相手の行動はコントロールできませんが、自分の行動は自分で決めることができます。
期間を決めて待つ。でも良し。
音信不通にする人は自分から切る。でも良し。
大切な大切な自分の未来を、相手に委ねてしまうのは、本当にもったいないことです。相手の行動をフラットに捉えたうえで、それに対してどう行動するのか、あなたが決めてみてくださいね。あなたの人生の選択権は、常にあなたにあるのですから。
大丈夫です。あなたのどんな選択にも、間違いはありません。