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私がヨガを続ける理由。

こんにちは。
ヨガ講師のオノアヤコです。

私は「ちいさな気づきを喜びに」というコンセプトの元、
ヨガを基軸とした心と体を整えるためのセルフケアをお伝えしています。

ヨガとの出会い

私がヨガに出会ったのは2000年。
当時はバレーボールの選手として活動していたのですが怪我を機にどんどん自分でなくなるような感覚から「うつ病」を発症しました。

バレーボール選手を引退し、
人生の目標を失い、感情がうまくコントロールできなくなり、
睡眠障害をはじめとした様々な不調を経験しました。

当時はなんのやる気も起こらず薬に頼る生活でしたが、心の底のどこかで「これではいけない!」そう思っていた頃、知り合いから「体を動かすのが好きならヨガをやってみたら?」という言葉が全ての始まりでした。

ヨガをはじめて変わったこと

ヨガを続けることで一番変化を感じたことは
「客観視」という感覚が少しずつ養われてきたこと

昔はもっともっと感情的で、反応で生きていたと思います。
なのでストレスまみれの生活でした。

しかしヨガをするようになってから自分を観察する意識がだんだんハッキリしてきたことによって「いま、イラッとしたよね」なんて自分ツッコミが入るような「自分との対話」が始まりました。

ヨガという言葉の意味 

ヨガという言葉は
「つなぐ・統一・調和」というような意味があります。
そう考えると、他人や社会ともうまく調和をとれるようになりたいのですがそもそも自分自身とうまくコミュニケーションとれているのか?
ということに気づき、ヨガが私の中で「自分と向き合うためのツール」となっていったのです。

ヨガは自分と向き合うためのツール

私の考えるヨガとは
「深く自分を知ること」
「喜びを享受できる心と体(感覚)に整えること」
と思っています。

お恥ずかしい話、もっと痩せなきゃとか、ポーズができるようにならなくては・・・そんな自我が体の声を無視して練習することで、怪我をすることもたくさんありました。

過去の挫折から「自分なんて」という思考の癖が抜けず、周りと比べて卑屈になったり、時には誰かのせいにしたり。
また「正解という固定概念」に縛られて自分を見失うこともありました。

まだまだ心が揺らぐこともたくさんありますが、
苦しみにつながっている無自覚な部分の私を理解し、何気ないことも喜びとして享受できる自分でありたい。
そしてなにより健やかな体で経験したい。
それが私のヨガを続ける理由になっています。

答えはいつも自分の中に

私は子供が授からない時期が続き、流産も経験しましたが、現在は1児の母になりました。
過去マタニティヨガの担当もしていましたし、出産・育児のこともいろいろ勉強していたので大丈夫!・・・しかし実際のお産は学んだようにはいかず、なかなか辛いものでした。
産後も体がボロボロで、持病のヘルニアが再発し、経験したことのない痛みと違和感を感じました。ホルモンの影響もあってかひどい目眩が続きました。

はじめての子育てに戸惑い、感情のコントロールがうまくいかない日もありました。またこの頃に大好きな母が余命宣告されたこともあり、母のサポートも同時に行う日々が始まったのでした。

そんな心とカラダが悶々とする中で、全ての学びや思い込みを一度捨て、正解があるわけではないということを正解としながら自分と向き合い
「いま、できること」を積み重ねていくことで少しずつまた日常を取り戻していきました。

くじけそうな日も、自己嫌悪に陥る日も、何度も何度も自分の中からいまできることを探し続けるという経験が、自分との結びつきを強くしてくれて「大丈夫、答えはいつも自分の中にある」と思えるようになりました。

ヨガ講師としての想い

ヨガが好き。だから伝えたい。
今となっては正直それ以外にあまり理由はありません。

ただ、ヨガを通じて心とカラダを整えると、
いつもよりちょっと余白が生まれて
「反応」ではなく、「対応」できることを知りました。

少し立ち止まって「相手の気持ちを考えてから発言する」という想いを持つだけでも、空気は変わります。

大切なことはだいたい目に見えない。
行為の内に「思いやりという意識」が広がることの結果として、一人一人が自分らしく輝ける社会になるのではないかと思っています。

まずは自分から一歩踏み出そう。
「自分のごきげんは自分でつくる」
そんなあなたを応援するのがyoganomaの存在意義です。





ありがとうございます(^^)