雲部!vol,17 雲の詩
こんばんは あまみのそらです。
ここ数日の雲は速いですね。どんどん動いていきます。きょうはそれほど速い雲、ではないかもしれませんが、動きゆく雲に話しかけているような一篇の詩をご紹介させていただきます。
山村暮鳥(1884-1924)の詩です。
おうい雲よ
ゆうゆうと
馬鹿にのんきそうぢやないか
どこまでゆくんだ
ずつと磐城平の方までゆくんか
山村暮鳥さんがどんな心持ちで雲を眺めていたかは、知る由もありません。けれど、どんな雲を見てこの詩を書いたのかなあという想像や、こ