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スペシャルティコーヒーの選び方。(初心者編)

年が明けてだいぶ経ってしまいました。
2024年も何卒宜しくお願い致します。

さてさて、以前「コーヒー豆を買いましょう。」と言う記事を書きました。
この記事は、全方位向けの、ある意味「でどうよ?」な内容の記載でした。

コーヒーが嗜好品であるという事を前提にするとあんな感じにしかなりようが無い気がします。
そこで、スペシャルティコーヒーの初心者?に限定してちょっと思っている事を記載します。

ので、今回は大雑把に、こんなので良いんでね?位の緩さで書いてみますので、皆様大人の対応をお願いします。

あっ、基本的には浅煎りから中浅煎り位を想定しています。
そして、割と大雑把に一般的においしいと思えるコーヒーを美味しいと定義します。

この記事を書くきっかけになったのは、評点(スコア値)は美味しさとは別だよね、という記載を見かけたからです。
はい、その通りです。正しいです。
ある程度調べれば分かりますが、COE方式でもSCA方式でも複数の項目を評価した点数の合計値が最終的なスコアになります。
なので、その人の好みと違うところの評点は、その人にとって意味が弱いとか考慮されていませんね。
それから、生産国によって同じ評点でもレベルが異なることもあります。
等々、色々な話がありますが、そんな事までよう分からん!ってユーザーさんの方が多いのではないでしょうか?

ので、評点を当てにしましょう!とあえて言ってみたいというのがこの記事の趣旨です。
(あっ終わっちゃった。と言うわけにもいかないので続けます。)

生豆の評点は大体コーヒーの美味しさの上限と考えて良いのだろうという思想です。
大体なので、0.25とか0.5点違うなんて細かい事は気にしないですし、その違いを感じ取れる人は、もっと深い知識を持てば、もっと違った次元で豆の選定をできるのではないでしょうか?

こっそり、「上限」と書きました。
この評点、基本的には生豆の評点になります。
ので、その後の焙煎やら保管やら抽出で差が出ます。
その辺りは、もう飲んでみて、そのコーヒー屋さん(ロースター)が信頼できるレベルかを判断するしかないですね。

他には巷の評価を見るのもありでしょう。
でも、有名ロースターでも酷いと言えるレベルではないことが多いでしょうが、凄く良いかと言うとそうでもないこともあります。
その辺りは注意ですね。

でもまぁ、COEのシールが貼ってあるものは、後工程で余程ミスをしない限り美味しいです。
何位と書いてあれば、COEスコアで基準点(今は87点)以上あります。
ナショナルウィナーでもそれに近い点数になります。

でも、結構高価になりますねぇ...
だいぶ余裕が無いと、普段飲みにはちょっとですね。

それ以外に、ぱっと見で分かる方法は...
そのプロダクションが評点を書いていれば分かりますが...
(もし書いてある場合も、ちょっとインフレ気味にとらえた方が良いのかな?と思います。)
やっぱり、難しいと思います。

自分が良く買っている生豆問屋さんでは、こんな感じで表記しています。
こういったグレード感の表示があったら良いのではないかぁ?と思っています。

弊焙煎所の場合、トップ・スペシャルティコーヒーを扱っています。(デカフェを除く...そもそもデカフェはスペシャルティではないです)
一時、スペシャルティコーヒーの豆を取り扱ったのですが、やっぱりいまいちでしたので、今後もトップ・スペシャルティコーヒーを扱うつもりで居ます。

今回対象のユーザさんとしては、この2つのグレードあたりが主な購買対象なのかな?と思っています。
で、やっぱりこのあたりの見分け方は難しいですね...
基本的には価格に転嫁されるのでその辺りを想像して...

このあたりで、こなれた表記方法が発案されて定着すると良いのですけどね。

あっやっぱり結局玉虫色の結論ですね。
そもそも、最終的な風味はロースターさんで変わるので、やっぱり好みのロースターさんを探すしかないんですよね...

因みに知り合いのロースターさん(Qグレーダー保有者)は、評点がxx.x点だからyyyy円にしようとかやっているようです。
でも、さっき覗いて見たのですが、評点は書いていないですねぇ...なので詳しい紹介はご容赦を。

まとめとしては、コーヒー豆の評点(スコア値)を意識して買いましょう。
同じ値の豆でもいろいろな違いがあるので、その違いを楽しみつつ、自分の好みを見出していきましょう。
になりますかね。
(ちょっと前回とは変わってホッとしています。)

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