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催眠BARに行った話


催眠BARのイベント(エデン梅田)があったので行ってきました。

催眠自体はあまり信じていないけど催眠に掛かってみるのは面白そう、そんなスタンスで催眠術を受けてきました。

僕が受けた催眠の内容はなんの変哲もない棒状のライトを握り催眠を掛けられるとそれが熱く感じるというもの(一応念を押しておくとライトの熱で熱く感じる、というようなライトではありませんでした)。

まずはじめに催眠の安全性や合意があるのかなどの説明を受けます。
ここで合意がない場合は絶対に催眠はしないしそもそも掛からないんだそうです。
僕は上に書いたように「掛かってみたいけど半信半疑」と答えました。
この時点で僕は内心「こうやって信頼関係を築くところからすでに催眠は始まっているのかな」なんて思っていました。

次に掛かりやすさのテストとして軽い催眠を掛けてもらいました。
「催眠術師さんの指示通りに体を動かすと意志に関わらず(反して)体が動いてしまう」というものです。
まずこの催眠にまんまと掛かってしまいました。
ただここでも僕は内心「これは人体の構造を利用したトリックのアシストありきなのかも」と少し疑う気持ちもありました(思い切り力こぶを作るように力をいれると力を抜いたときに手が上に上がったりする現象ありますよね)。

そしてとうとう本番の催眠です。
指示に沿ってライトを握り目をつむりました。
催眠の最中は心地よいトーンの指示と共にイメージなども伝えられます。
話し方や声などリラックスを誘うのに長けているんだと感じました。
そしてすべての手続きが終わって「熱くなります」と言われたその時本当にライトが熱く感じました。
めちゃくちゃ熱いという感じではありませんでしたが「このまま持っていると火傷しそう、離さないと」という感じの熱をじんわりと感じました。
自分が催眠に掛かるなんてイメージ出来てなかったので本当にびっくりしました。
その後催眠を解いてもらうとライトは普通の冷たい棒に戻っていました。
催眠というのは本当に可能なんですね。
この熱さの感じ方は人それぞれで中には掛かったと同時に投げ出してしまうほど熱く感じる人もいるそうです。

以上が体験談でした。
(お酒飲んだりしていたので少し記憶違いがあるかもしれません。)

感想
正直なところ催眠には掛からないと思っていました。
心理学や行動経済学など人の行動や感覚、心理に関する知識を漁るのが趣味だったのでそれなりの盾を持っているつもりだったからです。
物理的なトリックは無いし心理的にも同調圧力だとか(例えば美味しくない料理をどうしても旨いと言わなければいけない雰囲気)などは一切無いんだから掛からないはずだと思っていました。
ですが実際にはがっつり催眠に掛かってしまいました。
熱いか熱くないかっていうシンプルな効果なので誤魔化しようがありませんよね。
不思議な感覚でした。
未知のものに触れることができて本当に楽しかったです。


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