乳がんの記録 ~決心!寝て起きたら変心。。。

前回の診察時に、全摘して再建手術を「しない」と伝えよう、と朝から決心していたとnekoは言ってた。

ところが、病院に向かう間に、その決心は揺らいでしまった。
「どっちがいいんだろう、本当は・・・???」

その揺れる気持ちを主治医にそのまま伝えていたneko。
主治医も
「考えることも大事です。でもそろそろ決めないといけない時期なので、あと1週間で決めましょう。」
と言ってくれた。
看護師さんも、
「気持ちが揺れる人はいますよ。それは、命に関わることだからだと思います。」
と話してくれた。

付添人のmamaと私は、全摘・再建しない派。
mamaは、「命が大事。他の部分は切り刻まない方がいい。リスクを考えなさい!」という主張を繰り返し口にしていた。

選択肢があるということは、選ぶ、決める、決意する、その際に迷いが生じる人も多いと思う。
特に病気、しかも命に関わり、今後の生活のあり方にも影響を及ぼすであろう事柄に対しては、迷って当たり前なんだろう。

手術まで時間の余裕があるというのも、迷いを長引かせる要因のひとつ。
この病院での手術は、だいたい初診から3ケ月後になると言われていた。
初診後に、いくつもの検査があって、他部への転移などをチェックしたわけだが、その結果次第で選択肢があるのか、もしくは選択さえできない状態なのかが決まる。

nekoのケースはあらゆる選択が可能で、これは病状としてはいい方とのこと。
術後はホルモン剤の服用で治療すればよく、抗がん剤も放射線治療もなくていい。

そう考えると、選べることはラッキー!
前向きにとらえると、そう、ラッキーな方なんだよ!!



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