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登ってみました円山登山

たいしょく日記10

標高225Mの山を登るのは、果たして登山と言っていいのだろうかと思う。
が、登ってみた。
働いていた頃は休みが少なかったので、貴重な休みの日にこの山に登ろうと思わなかったが、今はときどき登っている。

札幌駅から地下鉄で円山公園駅まで約20分。
円山公園駅から歩いて10分程度で円山登山口に着く。


登山口


道路を挟んで北海道神宮がある。
車で来るなら神宮の駐車場に停めるか、隣りにある円山動物園の駐車場がいい。
神宮は参拝して1時間無料、動物園は有料。
自転車なら駐輪場所もあり、トレッキングポールもおいてある。
天気が晴れていると登りたくなる山だ。
幼稚園児の遠足コースにもなっているようで、何度かすれ違ったことがある。
園児の集団に巻き込まれると、頂上まで10分は余計にかかってしまう。
元気な年寄りの朝散歩コースでもある。
熊は出たことがないので安心の登山コースだ。
だいたい30分前後で頂上に着く。
革靴でも登れる山だ。
でも靴が傷むので登山靴を履く。

冬場にも登っている人がいるとの情報を知り、スノーシューを持って行ってみたことがある。
冬なので雪が積り、スノーシューでなければ登れないと思っていたら、なんと登山道の雪が踏み固められていた。
スノーシューなど必要なかった。
どれだけこの山に登る人が多いのか。

頂上からの景色はいい。札幌市を見渡せる。
遠く北広島の日ハム球場や石狩湾の風力発電の風車、増毛山まで見渡せる。

四国八十八か所の霊場にちなんだ観音像めぐりもできる。
なぜか八十八体の観音像が登山道にある。

なぜか鳥居もあった。

円山もそうだが、登山している登山者の服装が気になることがある。
こんな円山でさえ、熊よけの鈴を鳴らし重装備の登山者がいる。
かと思えば、スーツ姿の登山者もいた。
スーツで登山?
そんなはずはと思うが、本当だ。

樽前山でのこと。標高1041M。活火山。
スーツ姿のサラリーマンらしき三人組。
観光接待のようで、周りの景色を説明しながらどんどん登っていった。
7合目まで車でこれるので、ここから約1時間、整備された登山道を歩けば頂上地点だ。
裸山なので草木も無ければ藪もない。革靴でも登れるといえば登れてしまう。
旭岳でも出会ったことがある。
標高2291Mの山。標高1600Mまでロープウェイがある。
そこに姿見の池という観光名所があり、そこから軽装で登っていく人もけっこう多い。
ただスーツ姿はないだろうと思うが、いるのだ。
三つ揃いの紺のスーツで登っていた。
こちらはフル装備の登山姿だ。なんだか妙な感じですれ違う。
しかし、やっぱりスーツ姿で登山はないな。







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