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【悟りの部屋】世渡りに欠かせない三原則。

Hello! Amakenです!
今回は上手に世渡りをしていくうえで欠かせない三原則を紹介します!
その3つというのはずばり
Ethos   Pathos   Logos
前回に引き続き意味わからない言葉が並びましたね!ちなみに私は大学でコミュニケーションを専攻するまで一切聞いたことありませんでした。みなさんはどうでしょうか?
実はこの3つはコミュニケーションにおいて大事にしなければならない三原則なのです。
これを知ればあなたは人を動かすことができる。自分の意識も変えることができる。それでは悟りの部屋に入っていきましょう。
実はこの三原則、日本語にした途端に単純明快。

Ethos → 信頼
Pathos → 共感
Logos → 論理


はい、おつかれさまでした。今回の記事はこれで終わりです。
と言いたいところですが、この記事をクリックして後悔してる皆のために説明していきましょう!きっと当たり前すぎる内容になりますが。
ちなみに発音が気になる人はググってみてください、良い声したアンドロイドが完璧な発音を教えてくれます。

Ethos(信頼)

Ethosとは信頼のことです、単に信頼と言われても「そんなの当たり前じゃん。」と思いますよね。冒頭では単純明快と言いました。しかし、考え方によっては単純明快にも複雑怪奇にもなるのがコミュニケーションであり人間関係です。信頼は勝ち取るという言葉がありますが、その戦いはフィールドに出た時点で始まっています。信頼のなかでも一番インパクトを与えられるのは第一印象なんです。
わかりやすいように少し悪い例えでお話しします。想像してください。
例えば

二人のセールスマンがいるとします。
・一人はスーツをビシッと着こなして、髪の毛をちゃんと整えている。話し方も丁寧で、満点の笑顔、そして清潔感がある。この時点でセールスマンとしての信頼度は高いですね。悪徳セールスだろうと詐欺だろうとその人はセールスマンとしての信頼を勝ち取ったのです。
・もう一人はデニムにTシャツ姿、髪の毛が乱雑で話し方も若者言葉。そして無愛想な上に服も着古してよれよれ。この時点でセールスマンとしてはアウトですね。いくら上質な商品を売ろうと、お客様の利益になる話をもっていたとしても信頼されず、とりあってもらうことはないかもしれません。

今回はセールスマンというわかりやすい例で説明しましたが、世の中には様々なシチュエーションがあり、信頼にも種類があります。
外見でわかりやすいのは大統領や首相です。彼らはネクタイの色や髪型のこだわりで世の中にキャラクターと信頼を植え付けています。特にアメリカ大統領。
世の中にユニフォームが存在するのはEthosをしっかり確立させるためなのです。

Ethosとリーダーシップ

Ethosはリーダーシップと深い関係があります。社会に出るとやたらリーダーという言葉がでてきますよね。就活とかだと主体性があって、コミュニケーション能力があってリーダーの素質がなんちゃらかんちゃら。そんなことを言われても抽象的過ぎて意味がわからないですね。
リーダーに関しては衝撃の事実があるんです。

1、なんだかんだで外見で判断される。
2、様々なリーダーシップの種類が存在している。

1に関しては、どんな人をリーダとして認識するかという問いに対して人々が想像するリーダー像はだいたい決まっているのです。アメリカではそのリーダー像はまさにキャプテン・アメリカ。
身長が高くて、しっかりした体をしていて、清潔感があって、顔立ちが良くて、メンバー全員にバランスよく気を配れて、etc… 現実世界でもこういった特徴を持った人が集団の先頭にたつことがあると感じます。つまり、リーダーになるには外見も重要なのです。なんとも辛い現実ですね。

2はあまり知られていない事実だと思います。リーダーシップというのはひとまとめに出来ないのです。主には6つのリーダーシップがあります。

1、ビジョン型リーダー
ビジョンを共有してチームを同じ方向に向かせるリーダーです。
人を動かすカリスマ性がありますが、メンバーが疲れてしまうことも。

2、コーチ型リーダー
メンバーのやり方を尊重して教育していくリーダーです。
メンバーが育つのを待つために長期的な目線の関係になっていく。

3、民主型リーダー
メンバーの意見をしっかりと受け入れ、ディレクションだけを指示するリーダーです。
メンバーが優秀なら円滑にまわるが、そうでない場合は成長が滞ることも。
意見を取り入れ過ぎて、リーダーとしての尊厳を失う可能性も。

4、関係重視型リーダー
家族的チームを形成して、和気藹々と仕事を進めていくタイプのリーダーです。
メンバー同士の仲介を担ったり、本人がムードメーカーになったりするため、ときにはなめられてしまうことも。

5、ペースセッター型リーダー
実力派で難しいことから何から自分でこなして、メンバーは後ろをついてこい精神タイプのリーダーです。メンバーが自分と同じレベルでないことにいらつきを覚え、メンバーが去っていく原因になることも。

6、強制型リーダー
軍隊の司令官のように全てを命令で済ませるタイプのリーダー。
全てを指示して、人間を駒のように扱うことになるため、緊急時などの対応には強いがシチュエーションが限られてくる。

これら全てはEthos(信頼)がなければ成り立たないので、リーダーシップとEthosは密接な関係にあるわけです。

Pathos(共感)

Pathosはしっかり共感を得ることを良しとする原則です。
さきに述べたEthosだけでは共感を得ることをできず、いくつかのリーダーシップの種類のように破滅に導かれてしまうのです。Pathosは基本的に受動的な姿勢を示し。それに加えて感情、信念を表す言葉です。世の中には聞き上手な方がいると思いますが、その方々はPathosを上手にコントロールできている人だと私は思います。
コミュニケーション、特に会話の中で大事なのは同意言い換え、そして新たな情報です。
例えば

Aさん「これから転職しようと思うんだけどどうかな?」
Bさん「転職してキャリアップするのはすごい良いと思う!会社を変えて新しい環境に身を置くことで成長もするしね!○○っていう転職エージェントがすごく良いからみてみたら?」

この三要素が揃うことで、話し手はをちゃんと話を聞いてもらえてるということを認識することができ、質の高い会話を繰り広げることができるのです。
これは社会人として営業職をやっている方にはとても大事なコミュニケーションといえるでしょう。そして普段の人間関係においても頼れる人やリーダー気質の人はこういったコミュニケーションをとってるのではないのでしょうか?
ここで気をつけて欲しいのは、相手が意見を求めているのか、同意を求めているのか、はたまた相槌だけを求めているのかを見極める重要性です。
毎回、この三要素を会話に組み込んでいたら少し大げさとかお節介と思われてしまうことがありますので、相手の求めることを汲み取るコミュニケーションを意識しましょう。
そしてこれらのステップを踏んだ会話のあとにはお互いの共感や感情の同調がみられることでしょう。これがPathosなのです。Amakenなりの見解を多く含んでいますが。

Logos(論理)

考え方に関しては前に投稿したLogical Thinkingを参考にしてください。
感情だけで人を動かすことはできません。相手が納得できる理由や根拠をしっかりと添えてあげましょう。よく論理的に物を申して、相手の気分を損ねてしまう人がいます。そう言った人はPathosの意識が足りません。論理的に物を申す場合は相手に提案というかたちで話すことを意識してください。
私なりの例えを展開しますが、意味わからない場合はコメント待ってます。
例えば

食べ物の好き嫌いというのは大人になるにつれ減っていくことがありますよね?
食わず嫌い、臭いが嫌い、食感が嫌い、様々な嫌いな理由があると思います。
臭いと食感で納豆が嫌いなAさんがいるとしましょう。

ある日、Aさんが出会った人は引き締まった体に筋肉があり、Tシャツがすごく似合っていてスタイルがすごく良かった。そして顔色もよく、ハキハキとしていて自信があるように感じられた(Ethos)。Aさんが健康に気を使っていると言うと、その人も健康に気を使っているそうで、オススメの健康法と食事を教えてくれた。(Pathos)。そして健康に欠かせない一番大事なルーティンは毎朝納豆を1パック食べることだと言っていた。その理由は大豆の良質なタンパク質、レシチンという成分の疲労回復効果、発酵によって生まれるアグリコンという成分の免疫力増加、整腸作用、美肌効果、、、と言っていた。「当初は臭いがきつくて嫌いでしたが、今では美味しく感じるようになり、毎日食べるようになったので試してみたらどうでしょう?」と言われた。(Logos)。

このように、納豆を毎日食べる理由をしっかりと述べてあげることで、納豆に対して嫌悪感を抱いていたAさんも「実は納豆てすごく健康に良くて美味しいものなのかな?」と心と考えを動かされる方になるかもしれませんね。
大事なのはEthos, Pathos, Logosをバランスよく、そして一つも欠けることなくコミュニケーションを円滑に行うことです。

まとめ

Ethosで信頼、Pathosで共感を勝ち取ったあとはいよいよLogosを用いて相手を説得。そして自分サイドに落とし込んでいきました。この言い方だと何か人を操っているようですが、自分が上にいるという間違った優越感はご法度です。だからと言って自らへりくだることもありません。信念を持って人間を全うしましょう。いくら平等というマニフェストを掲げていても、組織として社会として人間として動物として生きていく上でピラミッド型の権力制度から抜け出すことはできません。ゴリラの群れには最強のリーダー「シルバーバック」がいます。ニホンザルの群れにはボスザルがいます。動物も毛づくろいで身だしなみを整え(衛生面ですが)、仲間と時間を共有し、行動でリーダーの素質を示す。Ethos, Pathos, Logosをしっかりと行なっているのです。人間のように知能をもっていなくてもリーダーや権力社会という社会の仕組みは本能に備わっているものなのです。動物界では武力が物申すことが多いでしょう、人間にとって武力は最終手段になりますね。人間に与えられた力は言葉を使ったコミュニケーション。私たちは与えられたものを最大限に生かし、世の中を上手に渡り歩いていく術や知識、教養を身につけておくことが必須なのです。今回の三原則はその基本にあたるものなのでみなさん海馬の隅っこに保存しておいてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。それでは次の記事をお楽しみに!

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