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尊い君

尊い君

愛を示したい、この気持ち

でも君は既に尊い存在で

お花畑には僕ひとり

最初から居ないことなんて、分かっていた

尊い君は、尊い君じゃなくて

僕はそれを、声から感じ取ることしか、できなくて

だから僕は

声の君しか、分からない

君がどんなふうに、どんな性格なのか

僕はそこから、感じ取れない

でも、それでいいさ

君の声で、僕は満足

お花畑は、それで満たされる

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