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福祉、あれこれ Vol.1

すっかり、note取り組み宣言から時間が経ってしまいました。
新年明けて、気持ちを新たに取り組みましょう。

私は、福祉の仕事に入って今年で30年となりました。
あっという間。長いようですぐでしたね。
その先、あと20年くらいは仕事をして行けるかな〜。

さて最近、能登半島での地震もあって日本が地震大国であることを
ものすごく実感します。
阪神淡路の震災からいくつもの大きな地震を見聞きして福祉の人間として
何かできることはないかな、とだいぶ前から思っていました。

みなさん、DWATってご存知ですか?
DMATならぬ、DWAT。

「災害福祉支援チーム」のことをいいます。
Wはwelfare(ウェルフェア)の頭文字です。

DMATはMだからメディカルですね。

災害直後は、医療チームや消防や自衛隊などが出動して人命救助にあたります。
そして、ジワジワと必要性が増してくるのがDWATです。

人の生活は、地震が起きようが槍が降ろうが生きている限り続いていきます。
でも、災害という不可抗力の前で自力でそれらを乗り越えるのは本当に大変です。

そんな時に、福祉の力は強力に求められるのですね。
昨年、このDWATに参加できるように研修を受けていました。

1週間ごとに支援チームが現地入りして、現地の福祉機能が正常に動くように
「サポート」していくことが仕事になります。

ここで重要なのが、私たちが他の地域の福祉人が現地で普段の能力を発揮して
ガンガンこなしていくのではないのです。

前記しまいたが、福祉って人の生活そのものなので復興の間ずっとボランティア
に入れるわけではないのですね。

あくまでも現地の福祉機能が回復するためのお手伝いにいくことがスタンスだそうです。
あぁ、研修って大事。
うっかりすると現地の人たちと足並みが揃わないばかりか、弊害も出ていたと思います。

そう思うと、他地域から来た私たちはあくまで黒子に徹することが大切。

能登半島での地震はまだ、災害直後ですがもう少ししたら、日本社会福祉士会から
お呼びが掛かるのかな。

早くお役に立てる日が来るといいな。

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