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しもやけと効きすぎた暖房【環境の話】

右手の指が、かゆいです。

人差し指と、小指。

どちらも第二関節のあたりが腫れて、指が曲がり切りません。

もともと鈍い痛みがあって、どこかにぶつけたのかな、痛めたのかなと心配していましたが、昨日あたりからかゆみがあり、今では圧倒的にかゆみが勝っています。

多分ですが、しもやけですね。


昔から足の指はしもやけになることが多かったのですが、まさか手もなるなんて…びっくりです。

しもやけは、急激な温度差刺激により、身体の末端の血流が異常をきたすことで発症する病気です。

https://hc.mt-pharma.co.jp/hifunokoto/solution/739

とのことでした。

昼と夜の寒暖差や、外と暖房の効いた建物内の温度差なども原因なのかも。


そうそう、ショッピングモールや電車の暖房ってとてもありがたいけれど、外気温よりちょっと温度が高いだけでも充分暖かさを感じられるから、あそこまでぽっかぽかにしてくれなくてもいいんだけどな…と思ったりします。

まあ室温の推奨が20℃と考えると、あのぽかぽか具合も納得かも…

環境省では、快適性を損なわない範囲で省エネルギーを目指すために、室温を夏季28℃、冬季20℃とすることを推奨しています(設定温度ではありません)。

環境省より

確かにその室温で過ごせるなら快適なのだと思いますが、帰宅時など、結局寒い外に出ないといけないわけで、むしろぽかぽかの部屋と外との温度差に対応するのが大変だなぁ、と私は感じています。


商業施設や公共交通機関がどのような背景で、実際のところ何度設定にしているのかなんて私にはわからないし、各々の状況によっても体感温度は変わるから一概に言えることではないと思います。

ただ、

外より少し温度が高いだけでも“暖かくて助かる”

と思えた方が、季節ごとの気温の変化に自力で対応できる身体でいられそうだし、電気代も抑えられるし省エネだし、良いこと尽くしな気がするんです。


簡単に快適な温度にできてしまう時代だけれど、外との温度差に、身体は戸惑っているように感じます。


我が家は父の方針で、温暖化や省エネに関係なく、冷暖房の設定温度がとても控えめです。

これについても紆余曲折ありましたが、結果として、私の身体は暑さにも寒さにもある程度対応できる強さを残しているように思います。


なにが言いたいのか私自身まだ明確になっていませんが、今受けている恩恵は贅沢すぎやしないか、もっと基準を下げても充分満足に暮らせるんじゃないか、という問題提起を社会に対してしたい、そんな前から思っていたことを、しもやけをきっかけに書いてみました。


とはいえ自分もさまざまな恩恵を受けているひとり。

まったく暖房を使わないなんて生活を進んでやることはできないけれど、自分の中の基準を少しずつ下げていくことはできるんじゃないか、という話でした。



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