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HOTEL K5とEntôはホテリエの交換留学を行いました。

この度、島根県海士町にあるEntôは東京都日本橋兜町にあるHOTEL K5と連携しホテリエの交換留学を行いました。

「ホテリエの交換留学」概要

2023年6月にEntôスタッフが1週間、HOTEL K5で学びに行きました。ここでいう「交換留学」とは、Entôのホテリエが異なる地域のホテルで短期間働くことによって、ホテル同士で知見を循環させて新たな発見をし、お互いに学びを生み出すものとなっています。今後定期的にお互いのスタッフを派遣しあい、学び合える環境を整えていきたいと考えています。

交換留学を行うことになった経緯

HOTEL K5 General Manager 渡邊加奈子さん:
「ホテル運営業界は、競争ではなく、共創の時代」だと思っています。
HOTEL K5とEntôは【ホテル業界全体で協力することでそれぞれの施設やこの業界全体をより良くしていきたい】という想いで共感していました。
HOTEL K5の位置する“都市”東京と、Entôの位置する離島・海士町という全く異なる環境から得られる刺激や学びも多いだろう、と今回の取り組みが実現しました。


HOTEL K5 General Manager 渡邊加奈子さん、Entôを運営する株式会社海士代表 青山敦士さん、実際に交換留学をしたEntô 池内亮太さんからのコメント

HOTEL K5 渡邊さん:
今回の交換留学は、「ホテリエ同士が横で繋がる未来」の一部に過ぎないと思っています。ウェス・アンダーソン監督の”グランド・ブダペスト・ホテル”という映画では、国を跨いでホテリエが協力しあって主人公を助けようとします。そのように会社の枠を越えて横の繋がりを活かしお客様に楽しんでもらう世界を作ることが目標です。今回の交換留学は、こういった理想の光景を実現するための手段として始めたことで一つの指標にすぎません。このような取り組みが増え連携しあい、日本全体でのホスピタリティを楽しんでいただける世の中を作っていきたいです。

Entô 青山さん:
東京のど真ん中のホテルと、小さな島のホテル。これだけ環境が違う中でも、大切にしていることや、未来に感じているものは共通していることがたくさんありました。そこが通底しあえているからこそ、お互いの違いを学びあえることがあるんじゃないか、そんな仮説から実現できたこの企画。確実に学びあえるものがありました。国内に閉じることなく、まだまだこうして軽やかに、様々な旅先で働いてみたり、お互いの経験をシェアしあえること。こんな取組をどんどん増やしていきたいと考えています。

Entô 池内さん:
まずは僕を受け入れてくれたK5の皆様と、行かせてくれたEntôには感謝しかありません。今回、K5で見たこと学んだことはとても刺激的で、早速Entôに取り入れたり参考にさせていただいたりしています。それだけでなく、純粋にK5やK5スタッフの方々が好きになりましたし、横のつながりができたことでEntôとしても友達ができた感覚です。
今回はパイプを繋いだだけ。ここからこの繋がりを継続して、ホテル業界をより面白くしたいと思っています。



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