カレッジの7モジュール終了
今週の木曜日でコース7つ目のモジュールが終了しました。
今回もこの3週間を振り返っていきたいと思います。
何を勉強したのか
7つ目のモジュールは"Campaign Management, Regulations and Compliance"ということで、下記のことを学んでいきました。
・キャンペーンのマネジメントに関するフレームワークやツール
・デジタルマーケティングに関わる法律
・Eメールマーケティング
・PR
・Contract negotiation
このモジュールでは、iContactというツールを使ってメール作成や自動キャンペーンのフロー作成を行いました。
フリーアカウントではできることが限られますが、メール作成のテンプレートがあったり、メール送信の自動化フローをリストをセットすることで簡単に設定できたりととても便利なツールであることがわかりました。
Assignmentはどんな感じか
今回も大きく3つでした。
1. Midterm Exam(個人課題)
29問(選択式問題+記述問題)の試験でした。
1週目に受けるので、内容は、キャンペーンマネジメントのフレームワークの説明やCASL (Canadian Anti-Spam Legislation)、Privacy law、All In Pricing lawについて、どこまで理解できているかという内容が中心でした。
記述問題は3問でした。
1つ目:キャンペーンマネジメントのフレームワークについて自分の言葉で説明する
2つ目:キャンペーンの設定
あるターゲット(ホテルに直接予約して6週間後に出発するが、メーリングリストにサインアップしていない状態)対して、以下を考えました。
・どんなキャンペーンを設定するか
・そのキャンペーンに対して定義する
- カスタマージャーニーのステージ
- ビジネスのゴール
- 顧客のゴール
- プラットフォーム/チャネル。
・定義した内容を監視する主要なKPIを設定する
・いつキャンペーンを開始するのか
・キャンペーンを停止するタイミングはいつか
・送信するメールの数はどうするか
・どのような種類のメールを送信するか
3つ目:データから考える
ある企業が、ターゲットに向けてある商品をオンラインでのみ提供する場合、ショッピングカートの放棄率をもとに、以下について説明しました。
・その数値がもともと良いか、悪いか
・ 高い放棄率になる理由は何か
・オンラインでより多くの売上を上げるため、放棄率を改善するためにできることは何か
2. あるプロジェクトのEメールマーケティングを考える(グループ課題)
前回同様、先生たちが今実際に取り組んでいるプロジェクトについて、2つのキャンペーンが設定されていました(Welcome seriesとMonthly Workshop)。これらのキャンペーンについてEメールマーケティングを考えていきました。
今回、キャンペーンが既に提示されていましたが、具体的なゴールは設定されていなかったので、
まず、SMART Objectiveをもとに達成可能かつ測定可能なゴールを設定。
例えば、11月1日から11月30日までの1ヶ月間で、Welcome Emailを通じて100人のターゲットがワークショップに参加登録する みたいな感じです。
次に、それぞれのキャンペーンに対して下記を設定していきました。
・カスタマージャーニーの思考段階はどこか
・ビジネスゴール
・カスタマーゴール
・KPI
・どれくらいの頻度で発信するか
・プラットフォームは何か
・どんなデータが集められるか
次に、どちらかのキャンペーンでEメールを作成していきます。
私たちはMonthly Workshopを選択しました。
Eメールを作るにあたり、ビジネスゴールを達成するためにどんなメールが必要か、どんなフロー、タッチポイントが存在するかを洗い出します。
その時考えたのがこんなフローです。
このフローをもとに何通メールが必要で、各タッチポイントのターゲットは誰で、ゴールは何か、ゴール達成のためにどんなタイプのメールを送るのか、CASL Requirementsは何にするか、チェックリストを作成しました。
次に、iContactを使って、このフローを自動化させるフローと太字にしているタッチポイントのメールを作成しました。
最後に、A/Bテストはどこでやるかを考えました。
私たちはワークショップ開催後のフォローアップメールでレビューを書いてもらいたかったので、件名を変えてOpen rateが変わるのか、コメントを書いてもらう率が変わるのかをチェックしようと考え、2パターンの件名を考えました。
3.Final Exam(個人課題)
30問(選択式問題+記述問題)の試験を受けました。
こちらは3週間全ての学んだことの理解度チェックの問題でした。
1週目の試験の最重要箇所はもう一度出題され(文面は変わっていましたが)、Google Analyticsのデータから読み取れることの確認、PRからは広告宣伝について、などなど網羅的に出題されました。
記述問題は2問でした。
1つ目:キャンペーンの自動化にあたり、考えなければならないことを4つ
2つ目:自動キャンペーンを考える
旅行関連企業のデジタルマーケターとして、旅行から1ヶ月以内に再予約してもらうために自動化キャンペーンを考えました。
質問は下記の形で、それぞれを定義していきました。
・より多くの収入を得るために実施できる自動キャンペーンの例を説明
・自動キャンペーンのトリガーは何か
・追跡するPrimary KPIと Secondary KPIを1つずつ挙げる
・キャンペーンの実施期間
・自動キャンペーンの終了時期
最後に
今まで私は一消費者としてWebページやメールを見ていました。
正直メールは毎日届いてうんざり、毎朝のメールチェックでは読まずにゴミ箱へ…なんてことは日常茶飯事でした。
ですが、WebデザインやEメールマーケティングを学んで、当たり前に見ていたものが変わりました。
このWebページのCTA良いなとか、構成が良いな、もっと配色変われば良いんじゃないか?とか考えながら見てみたり、
メールもこの件名は惹きつけられるな、ここにCTAあると思わずクリックしちゃう、文面が長くて最後まで読みたくないな、とか
自分だったらどうするのか、という視点でこれらを見られるようになったのは今までとの大きな違いだと思います。
将来どこで仕事をするかわからないので、カナダだけでなくアメリカやヨーロッパのメールの法律について触れられたのも良い経験でした。
さて、文面や件名…私も今こうしてnoteを書いていますが、魅力的な文章ってどうやって書くんでしょう。
次のモジュールはコピーライティング。先生曰く大好きな授業らしく、どんな内容か今から楽しみです!
今回も読んでいただきありがとうございました!
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